PCネットワークサポートブログ

セキュリティ

2024.02.21

ランサムウェア被害者の会

どーもどーもこんにちは。19です。

書くネタがあまり無いのですが、
先日私の家に一通のハガキが届きました。
送り先は私の趣味でよく利用さてもらっている釣り具店からでした。
見てみるとコンピューターウイルス感染による謝罪文でした。
どうやら昨年末にランサムウェアに感染してしまい、サーバー内のデータを暗号化されたらしいのです。
その暗号化されたデータには、お客様の個人情報が含まれており、会員番号・氏名・住所・生年月日・電話番号が漏洩した可能性があるとの事。
 
仕事でセキュリティ商材を扱っているベンハウスですが、まさか私個人的にランサムウェアに遭遇するとは思ってもみませんでした。
今のところ何も起きてませんが、個人情報が抜かれて私自身不安で良い気はしません。
一番の被害者の釣具屋さんもサーバーの復旧や、会員様へのハガキの謝罪など、けっこうな時間とお金がかかったと思います。
また、お客様の不信感からの信頼回復は大変だと思います。
そうならないためにも、ネットワークセキュリティは本当に大切だと感じました。
普段何気なくメンバーズカードを作って気軽に個人情報を記入していましたが、こんな事もあるのだと思った今日この頃。
 
仕事面で大変だった事は、コピー機内部でゴキブリが圧死していて、汁があちこち部品に飛び散り画像不良を起こしてました。
掃除するのがキモかったー。ちぎれた足を触っちまったよ!うひーーー!!
(※続きのの内容が内容だったため、ホームぺージ担当の人間が19には無断で反転文字にしました。
  虫が苦手な人は反転せずにそのままブログをそっと閉じてください)

2023.12.13

最近気になったニュース

年末が近づきかなーり忙しくさせていただいております、15です。
最近気になるニュースがありまして紹介させていただきます。
 
「ESET社員、生成AIで自社CEOの声を作って不正送金させる実験に成功」
生成AIを利用して自社のCEOの声を模倣し、不正送金を行うという実験に成功しました。この実験は、現代のAI技術がどれだけ高度になっているかを示すものであり、同時にその潜在的な危険性を浮き彫りにしています。
 
実験では、ESETの従業員が自社のCEOの声をAIで生成し、この偽声を使って別の従業員に連絡を取りました。その結果、従業員はこの偽の指示に従い、送金処理を行ったことが報告されています。この実験は、AI技術がいかに現実的で説得力のある声を生成できるかを示しています。
 
この出来事は、AIによる音声生成技術の危険性を警告するとともに、企業がこの種の脅威にどのように対処すべきかを考える機会を提供します。ESETは、この実験を通じて、従業員に対する教育の重要性を強調し、企業がセキュリティ対策を強化する必要性を訴えています。
 
この実験は、AI技術が進化し続ける中で、企業が直面する新たな課題とリスクを示しており、セキュリティ対策の更新と従業員の継続的な教育が今後ますます重要になってくることを強調しています。
 
 
このように、ここ数年AIの進化が目覚ましく便利になると共にリスクも膨らんでしますという状態が考えられると思います。
私たちも従来の対策だけではなくどんどん新しい技術を取り入れてより効率的かつ安全に利用していけるよう勉強しています。
 
スペシャリストになれるように日々努力ですね!

2023.12.06

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします

去年庭で元気に咲いていた皇帝ダリアが今年は50cmぐらいの高さまでしか育たず、花も付けていません。
ハブランサスもほとんど咲かず(放置で咲く強い花のはずが)、なぜだろうと思っていたのですが、春から初夏の花であるはずの芝桜が今時期に咲き始めているあたり、今年の暑さのせいで植物も季節感が狂っているのでしょうか。(でもゼフィランサスはすごく元気だったし、皇帝ダリアは結構咲いているやつ見かけるなぁ)
ただ、今年は弊社にある花壇でもハブランサスが咲いているのはほとんど見かけなかったので、やはり夏暑かったせいですね。きっとそうです。

主に気温のせい等で季節感がまったくないのは人間も同じ(私だけ?)なのでしょうが、実は暦はもう12月。師走、年末です。いや本当に実感無いですね。
毎年この時期に注意喚起をしているのですが、ここで表題です。
こんなメール来ません?年末年始挨拶メールってやつです。

実は年末年始の挨拶メールに偽装した詐欺・ウィルスメールって多いんですよ。
12月は決算の企業も多く、更に年末年始というタイミングも相まってこの手のメールが非常に増えます。
もちろん正規の内容のものもあるのですが、年末年始の挨拶メールにわざわざエクセルシートを貼り付けていたり、暗号化zipを貼り付けていたりするものがあります。
冷静に考えて挨拶に添付ファイルとか全く必要ないですよね。
特に最近はなりすましメールによる被害も多くなっていますので、注意が必要です。
本文はAIが作成して自然な文章になっていることも多いので、本文の内容で真偽を見極めるのも難しくなってきてしまっています。
普段添付ファイルでやり取りをしないようなところから、いきなり添付ファイル付きのメールが届いた際は特に注意してください。
開いてしまったら最後、情報の窃取暗号化ウィルスでのファイル破壊等、ろくでもない未来が待っています。
少しでも怪しいと感じた場合は、送信元へ直接電話なりで確認するのが良いと思います。

「ファイアウォールとかセキュリティソフト入れてるから大丈夫やろ?」と考えている方もいるかも知れません。
ですが、いくら防犯カメラや警報機を設置してセキュリティサービスと契約していても、来客した見知らぬ人全員を見境なく招き入れてしまっていると意味がありません。その見知らぬ人の中に良からぬことを考えている人が居ないとは限らないのです。
特にデジタルの世界では、いくらでも誤魔化しや成りすましが可能ですので、最終防衛ラインは自分であるとしっかり意識することが大切だと思います。

「そんな知識も無いし、難しい」と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。

2023.10.11

大企業のセキュリティ対策

ようやく暑さも落ち着いてきましたね。昼夜の寒暖差で体調を崩しやすい時期ですが、皆様お元気でしょうか。
本日は、とあるお客様から受けた依頼についてお話します。

そのお客様は大企業の子会社のような立場で、事務所のネットワーク構築とかは親会社の管理となっています。
ある日、複合機からのスキャンの設定を変更してほしいとの依頼がありました。
今までは直接パソコンの共有フォルダへとデータを送っていたのですが、親会社の方針で共有フォルダの使用が禁止されてしまったとの事でした。

お話を聞くと、情報漏洩やインターネットウイルスへの対策で共有フォルダやUSBメモリの使用禁止、ネットワークハードディスクへのアクセス権限の強化がなされたそうです。
現場の方は突然の環境の変化で戸惑っておられましたが、昨今のウイルス被害や情報漏洩事件を考えると今後はこういった対応も増えてくるのかなと感じました。
対応としては親会社の情報システム部の方と繋いでもらい、スキャンデータ送信用のメールアドレスを頂くことでデータをメールで送るような設定へと変更致しました。

同じようなお悩みやセキュリティ対策等へのご興味のある方は弊社担当までお声掛けください。

2023.09.08

複合機にセキュリティは必要?

皆様はパソコンのセキュリティはしっかりと対策されてますでしょうか。

コロナ禍以降、テレビのニュースでもエモテット(データ身代金ウイルス)などのコンピュータウイルスでの被害が取り上げられたりと、ネットワークセキュリティを意識する事が増えたと思います。
多くの方はパソコンにウイルスバスターなどの対策ソフトを入れたり、事務所にセキュリティ機器(UTM)を導入されている事と思います。
実は、そのようなセキュリティ強化の波は実は複合機にも及んでいます。

ご存知の方も多いと思いますが、最近の複合機の中身はパソコンと同じようになっており、データの保存やパソコンのソフトウェアと連携したりと、単純にコピー・FAXだけ出来ていた頃とは大きく変わっております。
そのため、便利になった一方で、コピー機経由で不正アクセスをしたり、データの盗難をしたりとデジタル被害に遭いやすくもなってしまいました。
弊社で取り扱っているCanonの複合機でもそのような状況を踏まえ、先日、複合機のセキュリティ強化のために追加された新機能があります。
専門的で難しいものも多いので簡単に2つ紹介します。

1つ目は複合機がウイルスや不正アプリの侵入を防止した際にログを取り、それを発信する機能です。
外からの攻撃を受けた場合にすぐ対応する事が可能になります。

2つ目はリモート接続時の二要素認証に対応した事です。今まではIDとパスワードのみで接続できていましたが、それに加えアプリで発行されるワンタイムパスワードを入力しないとリモート接続出来ない機能です。不正アクセスや不正操作の防止になります。

皆様に安心してお使いいただける様にメーカーも日々アップデートを行ってくれています。
複合機のセキュリティについてもっと聞いてみたい、機能を使ってみたいというお客様は弊社営業かメンテナンス担当までご相談下さい。

 

2023.09.07

よく勘違いされるけどフィッシングってPhishing(詐欺)であって魚釣りではないんですよね

件名:テーマ: 商業オファー。

こんなメールが届いていました。私の会社メールアドレスに。
全文は右の画像で。(一部加工しています)
因みに送信元は某自動車メーカーの開発部門の今まで一ミリも絡んだことが無い個人のアドレスです。

おお、ついに私にも個別に商業オファーが来る時代になったのかと心躍った瞬間です。
すわヘッドハンティングか?!
ワクワクしながら本文を読みます。

こんにちは、お世話になっております。

遺憾ながら、残念なお知らせがあります。
数ヶ月前から、貴方がインターネットをブラウズする際に利用しているデバイスにアクセスしており、それ以降、貴方のインターネット行動を監視しております。

のっけから不穏ですね。私の端末が不正アクセスされていたようです。
UTMもセキュリティソフトも入っているのに、くぐり抜けられたようです。恐ろしいですね。
続きを読んでみましょう。

アダルトサイトへの定期的な訪問に関して、責任があるのは貴方の方だと私は確信しております。
と言うのも、単純に申し上げますと、訪問されたサイトが貴方のデータを私に送信していたのです。

仕事中に何してんだコイツ。あ、私か!

UTMで変なデータアップロードは全部止めているはずですし、そもそもその手のサイトはブロックされる設定になっているはず……ですが、私も技術者の端くれ。回避方法ぐらいは知っていますよ。なら仕方ないね。

ウイルス対策ソフトでは検出不可能にする為、1日に数回署名を更新するトロイの木馬をドライバーベースでアップロードしました。それにより、私は貴方のカメラやマイクにもアクセスができます。
また、写真、ソーシャルメディア、チャット、連絡先を含む貴方のデータのバックアップも用意済みです。

何てことだ!再度言いますが、ダウンロードされるデータはすべてウィルスチェックされており、アップロードされるデータも監視されているはずなのに、これをくぐり抜けた上に、私のPCのカメラやマイクを乗っ取っていたそうです!このPCカメラもマイクもついてないけど……。
しかも密かにパーソナルデータを抜かれているみたいです。これは大変だ。

つい最近になって、動画を1つのスクリーンで再生しながら、別のスクリーンでは貴方が●●する瞬間をとらえた動画を並べたビデオを作成するという素晴らしいアイディアを思いつきました。楽しいビデオが出来上がりましたよ!

数回クリックするだけでとても簡単に、このビデオを貴方の連絡先全員に送信できることはもうお分かりでしょう。私が想像するに、貴方はこの状況を回避したいと思っているのではないでしょうか。

繰り返しますが日中の会社で何やってるんでしょうねコイツ。あ、私か。……そろそろ飽きてきた。
って、それどころじゃない!こんなものが拡散されたら大変だ!どうすれば良いんだ?!

それならば、ご提案があります。
1550 USD相当の金額を私のBitcoin ウォレットへと送金していただけると、私は全てのことを忘れることにします。さらに、全てのデータやビデオを永久的に削除しましょう。

私からすると、この金額は私の仕事ぶりにはやや控えめの金額です。
GoogleやBing等の検索エンジンを利用すればBitcoinの購入方法は調べられますし、それ程難しいことではないとすぐにお分かりになるでしょう。

私のBitcoinウォレット (BTC): ●●●●●●●●●●●●●●●●

48時間以内にご返答をお願いします。また、下記のことを念頭に置いておいてください。

私に返信しても意味はありません – アドレスは自動的に生成されています。
不平を言っても意味はありません。なぜなら、私のBitcoinウォレットと一緒にこの手紙を追跡することは不可能だからです。

全ては正確に調整されています。

この手紙について誰かに話したことを私が感知すると、ビデオはすぐに共有され、貴方のお知り合いが最初にビデオを見ることになるでしょう。
その上、ビデオはウェブ上にも投稿されます!

追記
この手紙を開封した時点で時間は数えられます。(このプログラムにはタイマーが組み込まれています。)

ご幸運を祈ります!今回はただ不運なだけだったので、次回はもっと気をつけてくださいね。

なんだ、ビットコインで支払えば良いのか!! ってなるかーーー!!

まあ、要するにこう言うことですね。個人的には笑えるので大好きですが、この手のメールを真面目に読むのすら馬鹿らしいです。
それにしても1550USDとは結構絶妙な数字ですね。(記事作成時で日本円で23万円程です)。かなり痛いけど払えなくはない……。
タイマーで監視していますよとありますが、多分期限は宇宙終了ぐらいまであるので慌てる必要もありません。

今回はすごくわかりやすい詐欺の一例でしたが、これが金銭(例えばカードが不正使用されています)とかだとすると、結構慌ててメール本文のURLをクリックしてしまい、結果詐欺に引っかかるようなこともあります。

カードの不正利用などと言われた場合にも、冷静にそのカードにメールアドレスが紐づいているのか等を確認し、必要であればカード会社に直接連絡して確認してください。

因みに全く同じ文面で違うアドレスから2通同時に届きました。あ、乗っ取られてるわこれ。

2023.03.16

クラウド化 するべき事としない事

最近、様々なソフトやデータ管理をクラウド化する事業が増えています。

弊社でも今まで社内で管理していたものをクラウド化するというお話を多く聞きます。
特にここ数ヶ月で電帳法なども追い風となり様々な物をクラウド化するという話が多くなってきています。
 
そんな中でクラウド化するべき事としない事をよく相談いただきます。
結論から言うと、できるのであれば基本的にはクラウド化はしておいたほうが特にいいと思います。
今回はそんな中でも最近よくお話している電帳法についてご紹介させていただきます。
 
今現在(2023年/3月)の電帳法管理ルールとしては簡単に言うと紙の書類は紙でOK、データでやり取りしている部分に関しては電子で管理といった形になっています。
しかし、この管理方法だと管理が今までより複雑になり中々管理が難しくなるという懸念点がでてきます。
 
ベンハウスではどうせやるのであれば全部電子化したほうが便利に運用できるので紙も電子化して保管しましょう!というご案内をさせていただいております。
 
ただしこれって紙を全部電子化しないといけないし、かなり手間がかかるのでは…??
安心してください、ベンハウスではお客様に合わせて如何に大変な作業を簡単にできるかご案内させていただきます!!
 
ここだけの話、かなりのご反響いただいております。
 
どうせやるならこの先ずっと便利になる仕組みを導入しましょう!
お客様1社1社に合わせたご提案をさせていただきますので、まずは一度ご相談ください!!

2023.02.23

個人情報・クレジットカードの情報漏洩のニュースにご注意ください

皆さんもうご存じかもしれませんが、2月14日にソースネクストという会社に不正アクセスがあり、
個人情報とクレジットカード情報が漏洩したというニュースが流れました。
 
「ソースネクスト?どこかで聞いたことがあるような…」という方もいらっしゃるでしょうが、
年賀状ソフトの『筆王』や『筆まめ』を販売しているメーカーというと思い当たる方は多いのではないでしょうか。
 
 
詳しくは上記サイトをご覧いただきたいのですが、2022年11月15日~2023年1月17日の期間中に
このソースネクストのサイトにクレジットカード情報を登録した人は
 
・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード
 
が漏れた可能性があるそうです。
今回はクレジットカードの情報だけではなくセキュリティコードまで漏洩したということなので、カードの不正使用の恐れがあります。
21も筆王を使っているので、カード情報が洩れていないか戦々恐々としています。
 
対象になった可能性のあるユーザーにはソースネクストから電子メールによる個別連絡を開始しているそうですので、
もしも心当たりのある人は一度登録済みの電子メールをご確認ください。

2023.02.01

SNSにはご注意を。

最近SNSを通じて良くも悪くも情報が多く入ってくる世の中になりましたね。

直近ですと回転寿司で起きた問題行動が世間を騒がしており、株価が急下落するといった冗談では済まされない脅威となっています。
 
今回はお客様側での問題行動でしたが、過去従業員による問題動画がSNSで拡散されて炎上したといった案件も多くあります。
いずれにしても問題が起きてしまった際のリスクについて、当事者が知らなかったために今回のような騒動となってしまったと思いますので、社会全体で情報リスクについてもっと周知されるような環境が必要なのではないかなと。
 
ただ、そんな環境になるのがいつになるか分からないため、まずは自社内だけでも情報リスクについての研修や教育を行うことでのリスク管理を目指していくのが大事だと思います。
コミュニケーションが気軽に取れるSNSは大事だと感じていますので、こういったことでツールそのものが無くなってしまうのは個人的には避けてほしいです。
 
こういった問題以外でも企業の顧客情報漏洩などで炎上する恐れもありますので、これを機に人的対策に合わせて物理的対策にも気にかけていただければと思います。
 
意図せず問題を起こしてしまうケースもありますので気を付けていきたいですね。

2023.01.19

お客様から聞いた話

今月お客様とお話をして印象に残ったことが2つありました。

 
1つ目は最近の弊社が納品した複合機が調子が良いとお褒めを頂いたことです。
そのお客様とは10年以上の取引があるのですが
初期導入時はトラブルが頻発しており毎月のように修理対応していました。
そのことをお客様は覚えてらっしゃており
「最近はコピー全然壊れなくなったね」とお褒めを頂きました。
複合機のメンテナンス冥利に尽きた瞬間でした。
 
2つ目は最近詐欺メールが特にたくさん増えて実際に被害にあった人が多発しているという事です。
私の会社の携帯にも毎日のように迷惑メール(督促メール、懸賞当選メール、知り合いを装ったメール)が来ます。
ほとんどの方は騙されないとは思うのですが
どうしても騙される方はいらっしゃるようで被害がなかなか無くならいないようです。
不審なメールが届いた場合に開かないようお気を付けください。

2023.01.06

偽のキャリアメールにご注意を。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

休暇が寝正月で終わってしまった03です。
今回は休み期間中に初めて見た迷惑メールがありましたので内容と見分け方について共有します。
内容はソフトバンクからの料金請求メールです。
 
送信元を見るとソフトバンク公式からではないかと思ってしまいますが、送信元の名前部分を押していただき詳細を確認すると下の画像の通り全く関係ないアドレスが出るため、公式かどうかはすぐに見分けられます。
 
ちなみに公式からのメールですと、下記アドレスからくるみたいですね。
mail@oshirasemail.mb.softbank.jp
mail_pr@oshirasemail.mb.softbank.jp
万が一サイトから情報を入れてしまった場合の対処法についても書いていきます。
ソフトバンクのIDやパスワードを入れてしまった場合
下記サイトにてパスワードの変更を実施しましょう。
検索でしたら 【マイソフトバンク パスワード変更】で検索していただければ一番上に出てくるかと思われます。
クレジットカード情報を入れてしまった場合
ご利用のカード会社にすぐに連絡し、カードの利用停止手続きを実施してください。
【クレジットカード名 盗難】等で検索していただけると連絡先が出てきますので、こちらで利用停止手続きを行ってください。
今回の内容やそれ以外でもご相談ごとがありましたらベンハウスまでお問い合わせいただければと思います。 

2022.12.14

アカウント乗っ取りに気を付けましょう

最近わりと多いのがアカウント乗っ取りに関する相談です。

 
種類はメールアカウントであったり、Twitter、facebook等SNSであったり
Googleアカウント、Yahooカウント等様々ですが
やられるケースはほとんど変わりないです。
 
まずはアカウントのメール情報が何らかの理由により洩れているケース。
自分で公開していたケースではホームページ上に記載や、SNSで公開していたりする場合等、
エモテットといわれるウィルスによって付き合いのある先からアドレス情報が抜かれている場合等々あります。
 
そしてそのうえでそのアカウントのパスワードが単純な場合。
いまはそもそも単純なパスワード設定を許可されなくなっていますが
昔作成したパスワードをそのまま使っていた場合などはすぐにやられてしまうことがあります。
 
上記2点を踏まえてメール情報、アカウント情報はなるべく開示しない。
パスワードは複雑なものにする。といった対策は最低限必要となります。
 
しかし、これだけでは昨今の状況だと防ぐのが難しい状態です。
 
可能であれば多要素認証(パスワード入力だけでなく、登録デバイスでの追認など)が重要になってきます。
 
また、乗っ取りに関しては海外からのアクセスがほとんどであるので
日本国外からのアクセスを禁止するというのもの有効な対策となります。
 
その外にも有効な手法はあるので不安があるけどどうすればよいかわからない場合はベンハウスにご相談ください。
 

2022.10.11

データ消失における影響についてのお話

やはり季節柄でしょうか、パソコン故障のご相談が非常に増えています。
単純に経年によるもの、一部部品(電源やマザーボード)の故障により電源が入らないもの、ハードディスクの故障によりデータが読み出せず、Windowsが起動しなくなってしまったものなど、原因は多々ありますが、結果としてマトモにPCが使用できないという事態に陥ります。 

PCが起動しなくなっても、まだデータを抜き出せればマシな方で、先程述べたハードディスクの故障等でご相談を受けたものは、データそのものも諦めなければならい個体もあります。
諦めが付く端末だったらまだ良いのですが、取引の重要情報だったり、経理や人事給与の情報だった場合は諦める訳にはいかないと思います。

ここ数ヶ月、弊社ではお客様のデータを保護するため、バックアップのご案内を重点的に行なっています。
主にはウィルスによるデータ破壊の注意喚起を行っていましたが、先日想定外の(と言うより考えたくなかった)事態により、機器本体をデータごと消失してしまうような事例に当たってしまいました。
画像を載せることは出来ませんが、一つの災害です。建物ごと消失したため、たとえPCのバックアップをUSBハードディスクに取っていたとしても、同時に消失していたであろうことは間違いありません。

ここで重要なのは、バックアップの321の法則と言われるものです。
「データはコピーして3つ持つ」(二重にバックアップを取る)
「2種類の(種類の異なる)メディアでバックアップを保存する」
「バックアップのうち1つは違う場所で保管する」
という3つの要素からなります。
特に最後の一つが重要で、1つを違う場所(遠隔地)に置くことで、最低限データの完全消失を避けようと言うねらいです。
当然保存場所は遠い方が、そして安全な方が良いです。クラウド領域がベストでしょう。

自社のデータが消失したらどうなるか、取引先、お客様、そして従業員にどのような影響が出るか、今一度真剣に考えてみられることをおすすめします。
「よくわからない」という方は、弊社までご相談ください。
弊社の担当が重要なご案内をお持ちした際は、少しお時間をいただき、お話を聞いてくださればと思います。

2022.09.21

朝に変な印刷物が出力されてる

しかも文字化けしてチョロっと書いてあるだけという世にも奇妙な話がありました。

結果もしかしたら不正アクセスがあったかもしれないという事が分かりました。

お試しでセキュリティ機器をデモ設置させて頂いた事で怪しい接続が判明できました。

今年入ってからネットウイルスなど不正アクセスがより増えてますので皆さんもお気を付け下さい。

2022.09.15

あなたのネットワークカメラは大丈夫ですか?

急にネットワークが途切れるようになった。こんな問い合わせはままあります。

 
原因も様々で停電が原因となった機器の故障といったものから
ルーターコンセントが抜けかけていたというものもありました。
 
そのなかで最近あるパターンでネットワークカメラ(監視、防犯用)の
通信量増大が原因でルーターが落ちるというものがあります。
 
弊社設置のカメラでの話ではないので最終的にどういった結論かわかりませんが
調査するとネットワークカメラのレコーダーをネットワークから切り離すと
改善するのでカメラが原因であることは間違いないと思われます。
 
気になったので調べてみるとネットワークカメラを狙った通信は増えているようで
ひょっとしたら外部から攻撃をうけている可能性もあり得る話だと分かりました。
安い中国製だとそもそも何を通信してるかわからない怖さもあります。
 
パソコンといったわかりやすいものだけではなく、
インターネットつながっている機器も狙われる時代なっています。
 
特に昔設置したネットワーク機器はセキュリティが十分でない可能性があるので
ネットが遅いなとか思ったらそんな機器がないか確認してはいかがでしょうか?

2022.07.06

尼崎市USBメモリ一時紛失についてのアレコレ

先日、尼崎市にて市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリが一時紛失され、大問題となったことは皆さんの記憶にも新しいと思います。
情報セキュリティの観点からも、ツッコミどころしか無い事件でしたが、上から下まで情報セキュリティに関するリテラシーの低さが露呈し、関心を集めました。
ざっと問題点を洗い出すと以下の様になります。

  1. 禁止されていた再委託先(実際は再々委託先)へ業務委託をしていた。しかも依頼元である市側は再委託の事実を知らなかった。
  2. 禁止されていた個人情報が含まれるデータを無断でUSBメモリにコピーしていた。
  3. 作業完了後、USBメモリ内のデータを消去していなかった。
  4. 個人情報が含まれるデータが入ったUSBメモリを業務外で持ち歩いていた。
  5. 個人情報が含まれるデータが入ったUSBメモリを所持した状態で飲酒、酩酊し(置き引きの被害者とは言え)、USBメモリを紛失していた。
  6. USBメモリ紛失の謝罪会見の際、記者からの質問に対してパスワードのヒントを言ってしまった。

事後対応も含めて「情報セキュリティの教科書に悪い手本として載るレベル」と言われるほどです。
現時点で、「外部への情報漏洩は確認されていない」とのことですが、今までこのレベルでの管理を行っていたとなると、過去どこかの時点で情報が漏れていてもおかしくありません。(今回はファイルの暗号化をしていたとのことですが、仮にこれがパスワード保護のみとなると、条件によっては5分ほどで解除可能です。)

また、なぜデータのコピーでUSBメモリを使用しなければいけなかったのかということに関しては、ネットワークが引かれておらず、外部からデータ取得をする手段としてネットワークが利用できなかったとの事です。お手軽なUSBメモリに頼る様になったことは必然でしょう。
おそらく外部からの不正アクセス等を警戒しての事だと思いますが、逆に外部ネットワーク上でウィルス感染したUSBメモリが使用された場合、ウィルスデータベースの情報が古いセキュリティソフトで対応しきれない可能性もあります。(インターネット繋がっていないから安心!とセキュリティソフトをインストールしていない可能性も……無くはないです)
情報を扱う人全員のリテラシーが高ければクローズドネットワークは効果が高いのですが、そうでなければ、むしろキュアなネットワークを構築して、ファイルアクセス管理システム等で管理し、USBメモリなどの外部メディアを制限するほうが安全性が高いかもしれません。

その他細々、上記以外にもツッコミどころ満載の本件ですが、この事件でセキュリティに対して少しでも関心が高まると良いなと思います。
因みに個人情報を漏洩してしまった場合、企業規模に関わらずに個人情報保護委員会へ報告しなければなりません
このあたりのお話や、セキュリティに関する仕組みの見直し、また社員教育等をお考えの方は、一度ご相談ください。

2021.02.15

便利とセキュリティの両立

最近、お問い合わせいただくリモートワークについて
自宅から会社に繋いでパソコン使ってるんだけどこれってセキュリティ大丈夫なの?
こういった質問をよく聞きます。

 
やはりセキュリティという意味では会社のしっかりと対策されたネットワークの中で使うほうが

安全安心ではあります。
 
しかし、リモートワークが主流になっている時代です。
どういった対策ができるのかなど

一度ベンハウスにご相談ください。
 
リモートワークの導入やそれに付随したセキュリティ対策など

トータルでサポートさせて頂きます。

2021.02.01

ネットワークのarp検知

セキュリティ機器によるarp検知で、ネットワークがブロックしてしまう時があるというご相談がありました。

APのシステムログを確認すると確かに1台、arpによるブロックの履歴が。

検知内容は後程確認するとして、セーフリストに該当機を登録。

無事、切断されなくなりました。

2020.12.07

進化するウィルス

今年はコンピュータウィルスのEmotetが大流行していることは、先日のブログでもお伝えしました。
ところが、この11月頃から、このEmotetの進化版とも言えるウィルス、IcedID(アイスドアイディー)が流行の兆しを見せています。(実際には亜種等ではなく、別種のウィルスです)

EmotetはWordファイルが直接添付されて送られてきましたが、IcedIDはメールに添付された暗号化したzipファイルの形式で送られてきます。
暗号化されたzipファイルは、受信前のウィルス検知が非常に難しいです。
また、そのメールの文面は日本語で書かれており、日本国内をターゲットとしているようです。

IcedIDは、感染すると金融関連情報や資格情報等を盗み出す動きもします。
更に自分の存在を隠蔽し、その動きを悟られないように、密かに外部と交信し、情報を送信します。
その他の特徴はEmotetとよく似ているため、Emotetへの感染と勘違いして対処を行った場合、被害が拡大する恐れもあります。
ただし、冒頭でも記載していますが、EmotetとIcedIDは別種のウィルスですので、Emotet対策だけでは防御はできません。

コンピュータウィルスは、まず第一に感染させない対策を講じることが重要です。
UTMでネットワーク通信を保護し、万が一すり抜けてきたウィルスはコンピュータにインストールされているウィルス対策ソフトで対処、それでも万が一感染してしまった場合は、被害を最小限に食い止めることも重要になってきます。
リモートワーク等で社外のネットワークに繋ぐ機会も増えてきました。
セキュリティ対策のご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

2020.10.28

セキュリティ対策もベンハウスにお任せ!

先日のブログ記事で、Emotet(エモテット・イモテット)が大流行という記事がありましたね。

実際かかってしまうと、メールの情報が盗まれるという内容とランサムウェアというウイルスが送られるということがあるという記事の内容でした。
 
メール情報を盗まれないようにするには、メールに添付されているファイルを開かないのが一番ですが、やはり開いてしまう方の方が多いです。
 
また、ランサムウェアに関しては止めることは可能です。
 
先日私のお客様でEmotetのメールを開いてしまったという内容でお伺いしました。
 
そこのお客様は、パソコンにセキュリティ対策ソフトが入っていませんでした。
 
そのため、パソコン内にランサムウェアが入ってしまい動作が重くなっていました。
 
そこでベンハウスセキュリティを提案したところ、すぐに導入を決めていただきました。
 
セキュリティ対策ソフトを入れ、ウイスルチェックをするとしっかりとウイルスファイルを見つけることができ、駆除をすることができました。
 
これがもう少し遅いと…と考えると恐ろしい話ですよね。
 
Emotet関係のランサムウェアは、マルウェアグループでしっかりとEmotetと認識されていました。
 
今回紹介したベンハウスセキュリティ、気になる方はぜひ弊社までお問い合わせください。
 

2020.10.21

ウイルス対策ソフトのライセンス切れ

 先日複合機メンテナンスにお伺いしたお客様で
コンピューターウイルス対策ソフトの期限が切れたPC端末が大量にありました。

10/9の記事で弊社のPCセキュリティチームの記事の通り
播磨地区でコンピューターウイルスが大量発生しているため
このお客様は非常に危険な状態でした。

そのため即日ウイルス対策ソフトを導入していただくことになりました。
今回導入したソフトは契約したその場ですぐにインストールが出来、
ユーザー登録が不要、ライセンスの期限切れがない
弊社おすすめの対策ソフトです。
導入後すぐにお客様のPCに不正ソフトが入っていることがわかり
今回は非常にお客様に喜んでいただけました。

今後もコンピューターウイルスは様々な手段を使い、さらに巧妙になってくるので
コンピューターセキュリティでお困りの際は弊社担当までご相談ください。

2020.10.16

メール添付ファイルの自動暗号化

 お客様よりとある企業とのやり取りでメールの添付ファイルはいちいち暗号化して送らないといけないので面倒だとご相談がありました。

たしかにいちいちファイルを暗号化してパスワードを設定して、またそのパスワードをメールで送らないといけないのは面倒です。そのほかのセキュリティに関しても色々求められたのでメール添付ファイルの自動暗号化のできるセキュリティ機器をおすすめすると手間やミスがなくなったと非常に喜んでいただけました。

自社でそこまで気にしなくても大手企業さんと取引するうえでセキュリティルールを遵守しなくてはいけないということが多くあります。

ベンハウスではよくわからないけどやらないといけないセキュリティのお困りごとに対応します。お気軽にぜひご相談ください。

2020.10.09

コンピュータウィルス大流行中です

今年の7月中旬から下旬にかけて、以前流行したコンピュータウィルス「Emotet(エモテット・イモテット)」が再び大流行しています。
このウィルスはWord文書等のマクロ機能を悪用して様々な情報を窃取します。
そして盗んだメール情報を利用して社外にメールでウィルスをばらまき、増殖しようとします。このメールを止めることは非常に難しく、取引先様等にも多大な迷惑をかけてしまう事になります。
また、最終的にランサムウェアと言われる身代金型ウィルスを呼び込むような動作も行います。

「うちには盗まれても困る情報は無いよ。」とはよく聞く言葉ですが、自社がウィルスの送信元となってしまっては大変です。
現在ではセキュリティは多重防御が主流となっています。
ただし、パソコンに複数のセキュリティソフトを入れる等をしてしまうと、システムが不安定になってしまいますので、おすすめしません。

先日もデモ設置したUTMと、現在ご利用中のセキュリティソフトとの相性もありますので、なにかご相談事があれば、お気軽にお問い合わせください。

2020.10.07

フィッシングサイトに引っかかった話

 フィッシングサイトってご存知ですか?

それは、本物そっくりの偽サイトに誘導してログインさせ、IDやパスワードを盗む目的のもの。

先日、古い友人からfacebookのメッセンジャーで動画のリンクが送られてきて、何だろうと開くとfacebookのログイン画面が出たのでIDとパスワードを入力、、、

ハイ。見事に引っかかりました。

幸い、誤ったパスワードを入力しており、他サイトでも使っていなかったので無事だったのですが、正しいパスワードだったとしたら私のfacebookが乗っ取られ、私の知人宛に偽サイトのログイン画面が送られる、、、。恐ろしいです。

悪意の有る者はそうやってid,パスワードを収集して行き、他サイトへのログイン等、金銭となるものを狙うのでしょう。

普段セキュリテイに気をつけているつもりの自分が引っかかった事は大変ショックでした。

年々巧妙になる手口。 他人事ではないと改めて気づきました。
皆さんもお気をつけ下さい。

 

<ご参考>
悪意あるサイトから会社を守るには、一括で社内のPCが守れるUTMの導入が効果的です。

https://www.saxa.co.jp/product/adapter/ss5000/