PCネットワークサポートブログ

2021年12月

2021.12.27

お客さん「パソコンめげた」

姫路では当たり前に通じるこの言葉。
出身地が東北の私にとって、始めは衝撃的な言葉でした。
パソコンが、メゲる…?
どうやら播州弁で、パソコンが壊れたということらしいですね。
お客様「ベンハウスさん~俺のパソコン、めげたんや!」
パソコンが"しょんぼりしてる"と思っている私「ほほ~ん?調子悪いんですね?(よくわかってない)」
パソコンが"壊れた"と伝えたお客様「そうやねん、困るわ~」
パソコンが"しょんぼりしてる"と思い続けている私「ふんふん、早く良くなるといいですね…?」
パソコンが"壊れた"と伝えたお客様「めげたパソコン直すんが、あんたの仕事やろ~!」
すれ違いコントのようなやり取りが発生しましたが、その後しっかりパソコン直しましたよ!


そんなめげてしまうパソコンですが、皆さん寿命って何年だと思いますか?
もちろん、砂埃の多い場所で24時間動かしっぱなしのパソコンと、デスクで1日1時間しか動かさないパソコン
だと寿命は全然違います。
が、一般的なイメージでは、5~7年だと思っていただければと思います。
最悪壊れたら修理に出せばいいのでは?と思った方もいらっしゃるかと思います。
しかし、メーカーでも部品を保管してくれる年数というのは発売から6年前後なんです。
もしその時期を超えて修理に出しても、メーカーにパーツがない場合は修理をしてもらえません。

我々も、よくデータのお引越し作業をしますが、ちゃんと起動する状態でお引越しするのがやはり一番です。
ハードディスクが壊れかけの状態だったり、上手くWindowsが立ち上がらない状態だと、データが抜ききれなかったり、
前の設定状態に合わせられなかったり…要するに、前みたいに使いたい!という人はとっても苦労することになってしまいます。
業務で使うパソコンや、大事なデータがあるパソコンは、完全に壊れてしまう前に我々にご相談ください。
(バックアップの方法など、ご相談にも乗れますしね!)
なかでもハードディスクが壊れるのが一番悲惨です。
たくさんの時間をつぎ込んだデータが死んでしまうのは結構つらいです(ホロリ)


・なんだかどこかから異音がする
・動きがなんだか急に遅くなった
・電源ボタンを押しても起動したりしなかったりする
・急に電源が落ちる
・焦げ臭い
・なんだかいつもと様子が違う…
等々異変を感じた際は、パソコンからのメッセージの可能性があります。
何度も言いますが、大事なパソコンは壊れる前に買い替えを!!


2021年ももうすぐ終わりです。
今年も大変お世話になりました。
ご訪問させていただいているお客様から、サポートブログみてるよ!という声をお伺いしたり…
twitterから見に来てくださってる方がいらっしゃったり…
(24番はリプもしっかり見てますよ🦀)
どんな内容をお届けしたらいいか、(私は)いつも頭を抱えているので
見ていただけているという一言は、とっても励みになります。
2022年も有意義な内容をお届けできるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。
それでは、よいお年を!

2021.12.24

特定の作業をしているとブルースクリーン、その原因は…?

数か月前に新品のパソコンを購入していただいたお客様からご連絡がありました。

「最近使ってたらブルースクリーンが出るから見に来てくれんか?」

最初はまたいつものトラブルかなと思い確認を行いました。

しかし、パソコンのログを見てもいつもとは違うことに気付きました。

実際訪問時にはブルースクリーンが全く出ませんでした。

見ている中で気になったのが、USBハブとUSBメモリでした。

今回納めたパソコンのフロント部分には、USBポートが4つありました。

このお客様の普段使いでは全てのポートが埋まることはありませんでした。

比較的ブルースクリーンが出るタイミングを聞いていると大体同じタイミングでした。

結論から言いますと、USBメモリが壊れかけているということです。

特定のファイルを開いたタイミングで恐らくエラーが出ている感じでした。

USBメモリは壊れないと思っている方もいますが、簡単に壊れます。


定期的な買い換えや外付けHDDなどへの保存が一番安心してご利用いただけると思います。

最近USBメモリの調子がよくない、そう思ったときは早めの買い替えをしてください。

2021.12.22

仕事は来年に持ち越さない

先日、某星座占いで私の星座は6位でしたが、わりと良い内容でした。
『年末の溜まった仕事が片付くチャンス!!』との事です。
占いは信じないタイプの私。
そんな私には前々から引きずっている修理案件があります。
コピー機で印刷すると、時々紙詰まりになったり画像不良を起こしたりします。
色々な調整・内部の清掃、主要パーツも交換しましたがなかなか解決しません。
メーカーの指示を受け、指定されたパーツを交換することにしました。
このパーツで本当に直るのか・・・すごく不安でした。
しかし占いのみことばによれば、たぶん今の私は無敵。何とか年内には解決したい!
 
そう思い、普段は取り替えないマニアックなパーツを抱えて、再度お客様先へ訪問しました。

初めて交換するパーツなので、マニュアルを見ながら丁寧にコピー機をバラシていきます。
ギアやらモーターやらがむき出しになったコピー機。
順調に目的のパーツまでたどり着きました。残りはビス4本取り外せば交換できます。
最初の1本目のビスを外した所で、コロンコロン・・・
外れたビスが転げ落ち、コピー機の奥の奥へ入っていった音がしました。
私は白目になりました。
 
複雑なギアやらモーターやらが入り組んでいる隙間に、小さなビスが入り込んだと思うとゾッとします。

しかし占いのみことばによれば、たぶん今の私は無敵。
とりあえず落ち着いて探しましたが見当たりません。
少し焦って探しましたが見当たりません。
本気で心の底から、神に祈りを捧げながら探しましたが見当たりません。
白目になりながら、とりあえずパーツを交換しようと、残りのビス3本取り外しました。
白目になりながら、パーツを取るとすぐそこに無くしたビスが転がっていました。
私は黒目を取り戻しました。
 
だいぶ精神を削り取られた私は、コピー機を組み上げていきます。

組み上がり、電源を入れ、テストコピー。するとガタガタガタと嫌な音がして、ものすごい波打った紙が出力されました。
悪化している。。。
体中の色素が抜け落ちる音がしました。
よくよくパーツの部品番号を見ると、違う機種のパーツを持ってきていた私。
 
急いで今取り付けたパーツを外します。

見比べてみると同じパーツに見えるのに、何かが微妙に違うらしい。
交換前のパーツに戻して、お客様に平謝りで再度お伺いすることになりました。
 
後日、改めてパーツ交換をして何とか落ち着くことができました。

占いは当たりましたが、お客様には本当に申し訳ない事をしました。
 
長々となりましたが、今年最大級の失敗談でした。

2021.12.20

トナー自動配送ができないかもしれません。

最近ニュースなどで半導体の不足により家電や車など電子制御を行う製品の在庫がないという報道がされていますね。
弊社でも同様に複合機やセキュリティ機器など一部商品の即納が難しい状況になっています。

私が驚いたのは「複合機のトナーもその対象である」というキヤノン担当者さんからのご連絡でした。
正確にいうとトナーの残量を検知するセンサーに半導体が使用されており、恐らく来年1月からメモリが入っていないトナーが支給されるかと思われます。
メモリレストナーをご使用頂いても印刷品位には影響はございませんが、本来搭載されているはずのメモリがない為
トナーを交換した際にアラートメッセージが表示されたり、トナー残量が把握できずトナー配送不具合が生じる場合も考えられます。

 
対応としまして、キヤノンにより機械のファームウェアのアップデートでメッセージを非表示したり、これまでのご使用履歴等からトナーの早期配送を行って頂きます。

ご使用されているお客様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解・ご協力を宜しくお願い致します。

2021.12.17

アースについて

複合機でFAXができないというお客様からの依頼がありました。
訪問して診断するとFAXの回線からすごいノイズがしていました。
ノイズの原因をいろいろと調べてみましたが全然原因がわかりませんでした。
電源をタコ足で取ることは複合機にはよくないので壁から直接電源を取っても解消せず。

 
結果として複合機の電源ケーブルのアースをきちんととって解決しました。
パソコンや電化製品にはアースの接続がありますが、結構とっていない方が多く
今回はアースをきちんと取らないといけないということがわかりました。

電化製品で動きが怪しい場合アースを確認してみてはいかがでしょうか?

2021.12.15

ルーターやプロバイダ変更したときの注意点

プロバイダも多種多様に増えてきている昨今、
今より安くなるから、いまより通信が早くなるから等様々な理由で乗り換える方がたくさんいらっしゃいます
その際に対応したルーターに切り替わることが大半ですがその時に1番発生しやすいのが、
コピーができなくなる、サーバーが見れなくなる等の問題です。

原因がルーターのIPアドレス(デフォルトゲートウェイ)DHCPの設定になります。
 
通常のパソコンはLANにさせば自動でIPアドレスをルーターからもらえる設定になっていますが、サーバーや
プリンター等は手動でIPアドレスを設定していることが多いです。
ルーターやパソコンのIPアドレスが変わっているのにサーバーやプリンターは自動では切り替わらないので

昔の設定のまま放置されていたというケースがあります。
 
対応は簡単で新しいIPアドレスをサーバーやプリンターに割り振ってあげれば解決します。

 
最近よく増えてきている事例なので、皆様もご注意ください。

2021.12.13

またまたパソコンが遅いのご相談

急にパソコンが重くなった。起動しても真っ暗で使えない。
こんな問い合わせが非常によくあったりします。

原因は様々ですが今回の事例だとWindows 10のアップデートに失敗していることが原因でした。
Windowsのアップデートに失敗するとなぜパソコンが遅くなるか?
理由はいたってシンプルで成功するまで裏でリトライするからです。

一時的な不調ならリトライで解決でいいのですが
アップデート失敗パターンのほとんどが何らかの処理を施さない限り解決しません。

で、どうなるかというと、パソコンが起動すると
Windowsのアップデート処理が裏で実行される失敗する元に戻す再度実行する
というループ処理に陥ります。

こうなると動作が非常に遅くなります。
起動したら裏で処理が終わるまで画面真っ暗だったり、
何かアプリを起動しようとしても裏で処理が走るので時間がかかる状態になります。

どう解決するかというとアップデートを妨げている原因を探って取り除くことしないと解決しません。
この原因はWindowsのシステムが破損している、セキュリティソフトが古くて邪魔してる等
いろいろあるので困ったら専門家であるベンハウスにご相談ください。

長くなったのでアップデートを失敗しないためにどうするばよいかを次回にお話しさせていただきます。

2021.12.10

長4のよく使う用紙の設定

現在キヤノン複合機では長形4号の封筒は対応していない為、使用するのは難しい状態となっています。

ですので、正規の方法では不可能ですがフリーサイズというものを使用すると印刷が可能となります。

 

予め注意事項ですが、メーカーとしては保証されている方法ではありませんので、上手く印刷できないことや

印字が斜めになってしまう事もありますので、その辺りはご了承下さい。

 

方法としましては

「設定/登録」ボタン→「環境設定」→「用紙設定」→「よく使う用紙の登録(手差しトレイ)」 を開きます。

どこでも結構なので、ボタンを選択して「登録/編集」

「フリーサイズ」を選択して「次へ」

「厚紙2」または「厚紙3」を選択しOK

元の画面に戻るので「名称変更」を押して「長形4号」と入力してOK これで用紙の登録は完了です。

 

印刷をする際はカセットのガイドを一番締めた状態のまま奥または手前に引っ付けるように封筒をセットして下さい。

手差しに封筒を入れると画面上の右側に「よく使う用紙」があるので先程作成した「長形4号」を選択しOK

あとはPC側の印刷画面で給紙を手差しに選択すると印刷が出来ると思います。

 

たまにデータの用紙サイズの問題やソフトとの兼ね合いで上手く出ない場合もありますが、

印刷を実行した後赤いランプが点灯していれば、左下の「状況確認」から手差しを選択しOKを押して頂くと印刷開始される場合がありますので、

使えるなら使いたいなぁ〜という方は一度お試し下さい。

2021.12.08

CEもパソコンの知識が必要です。

我々CE(カスタマーエンジニア)は複合機の修理、メンテナンスの担当ですが、現在の複合機はパソコンやインターネットと密接に関わっており機械の知識だけでは活躍できなくなってきました。
ご利用中のお客様も多いと思いますが、複合機からスキャンをメールで飛ばしたり、PCからFAXを見たり送ったりと便利になればなるほどITの知識や技術が必要になってきます。
 
そこでベンハウスのCEは現在、パソコン整備士という資格に全員で挑戦しています。
 
機械のメンテナンスに加えてネットワーク、パソコンのトラブルにも対応できるようになることで活躍の幅が広がっていくと思います。

2021.12.06

エモテット再び

2019年から今年にかけて、世界中で猛威を奮った「Emotet(エモテット )」が再び流行の兆しを見せています。
これは、過去メールでやりとりをしたことのある相手を騙り、ウィルスである添付ファイルを実行させる手口で世界的に大流行しました。
一度は沈静化したものですが、2021年11月半ばから、再びその存在が確認されるようになりました。
実際に弊社にもお客様からお問い合わせをいただき、サポートも行いました。
過去のエモテット注意喚起に関する記事は下記をご覧ください。

これから年末年始にかけて、年末の挨拶や年始の挨拶等を装った迷惑メール、ウィルスメールが増えてきます。
知り合いからのメールだと油断せず、送信元をしっかり確認した上で添付ファイルの実行をするように気をつけましょう。

とは言え、人間ですからうっかりミスもしてしまうものです。
これは避けられないことですので、最後の砦は機械に任せてしまうのが一番確実かと思います。
何かあっても機械のせいにできますし……。

何かあったときに従業員さんに責任を負わせたくない方はぜひお早めにご相談ください。