PCネットワークサポートブログ
2025.11.28
企業として「年賀状じまい」を行うときに知っておきたい配慮ポイント
こんにちは。2週間ほどずっと風邪で体調がイマイチの21です。
時が経つのは早いもので、今年もそろそろ年賀状を考えないといけない時期がやってきました。
ベンハウスでも2024年の郵便料金の値上げの影響もあり、去年ぐらいから年賀状じまいをしたいという企業様からご相談を受けるようになりました。しかし企業として年賀状を終了する際には、取引先や関係者との信頼を損なわないための配慮が不可欠とされています。
そこで今回は企業が「年賀状じまい」を検討する際に押さえておきたいポイントをまとめてみました。
①まずは「感謝」を明確に示す
何より大切なのは「これまでのご厚情への感謝」をしっかり伝えることです。
企業間の関係性は長期的であることが多いため、丁寧な言葉遣いが安心感につながります。
②タイミングは「前年の年末〜年賀状の中」が一般的
お知らせするタイミングとしては、ビジネスメール・書面・年賀状自体に「本年をもって年賀状によるご挨拶を終了いたします」と記載することが多いです。
相手に準備期間を与える意味でも、事前の案内が望ましいです。
③年賀状じまいの“理由”は簡潔に
企業の場合、「働き方改革への対応」「環境負荷の軽減」「デジタル化推進」などが一般的に理由として挙げられます。
ただし細かく説明する必要はなく、あくまで背景として軽く触れる程度で十分でしょう。
④「今後のご厚誼」を添える
年賀状を廃止するだけでは、“距離を置かれた”という印象を与える可能性があります。
そのため、「今後も変わらぬご支援・ご愛顧をお願いしたい」という意図を明確にすることが大切です。
⑤連絡手段の変更を伝えておく
今後はメール・Webサイト・SNSなどで新年のご挨拶を行う場合、その旨を明記しておくと誤解や混乱を避けられます。
⑥表現はフォーマル・控えめに
企業としての正式な案内になるため、「勝手ながら」「誠に恐縮ではございますが」などのクッション言葉を使うことで、相手への敬意を示しつつ案内できます。
年賀状じまいをすること自体は悪いことではありませんが、年賀状じまいをしたことでお客様との関係性が悪くなったなんてことがないように、気を付けましょう。







