PCネットワークサポートブログ
2025年10月
2025.10.08
魔の海域
どーもどーも、こんにちは。
先月のブログ担当だった19です。
みなさん『守破離』という言葉をご存じでしょうか。前に社長が朝礼でこの言葉を使っていました。
地べたを生きる私にはよくわかりませんが、賢い皆さまならこの言葉の意味を知っているはず。
この言葉をブログ担当の私なりに解釈すると
守(9月のブログ提出期日を守る!)
破(先月ブログ出してないや…。約束破ってしまった。)
離(まぁいいさ!このままブログ担当フェードアウトしてバックレようぜ!ひゃっほーい!!)
というふうに前向きに受け止めています。
しかし鬼編集長につかまりこのザマです。
仕方がないので先日あった出来事を書きます。
ベンハウスでは主に取り扱っている複合機はCANON製品と京セラ製品です。
私の担当している地区では、京セラ製の複合機は数台ほどしかありません。
私は京セラ製のメンテナンスや修理はもちろんできます。
しかし修理経験があまり無い分、一筋縄ではいかない場合、ドハマりする確率が一気にあがります。
そんな中、京セラ複合機をお使いのお客様から連絡がありました。
うわー、京セラか!と一瞬身構えましたが、話を聞くとスキャンができないとの事。
良かったー、分けわからんエラーとかだったら今日一日潰れていたかもな。んまー、スキャン程度なら余裕っしょ!!
と意気揚々と現場へ向かっている時に思い出しました。
…あれ?あそこ確かパソコンはMAC使っていた気がする!!
Windowsなら普段使っているから問題無いですが、MACだと話は別です。
急いで最寄りのコンビニへ駆け込み、ネットで「MAC スキャン 京セラ」と検索しました。
しかしMACはシステムバージョンによって表示が変わります。お客様がどのバージョンを使っているのか分かりません。
あちゃ~…。現場で確認するしかないかぁ。トホホ……。と諦めて現場に向かいます。
「Windowsと京セラ」か、「MACとCANON」だったらまだ勝機はあったのに。最悪の組み合わせだ。
重い足取りで現場に到着しました。
お客様のPCを借りると、すでにスキャン設定がされていました。
そういえばコピー機の納品時にスキャンも設定していたな。と思い出し、設定内容を確認しましたが、おかしな所は見当たりません。
スキャンのテストをしてみると、NGになって弾かれます。
PCのシステムバージョンを確認して、スキャンの設定方法をネットで検索しましたが、やはりおかしな所はありませんでした。
何かマニアックな設定があるのかもしれません。こうなれば京セラテクニカルへ電話して、設定方法を教えてもらおう。
藁にもすがる思いで、テクニカルへ電話しました。
するとMACはサポート対象外です。の一言で切られて終わりました。
いやいやいやいや!なにかアドバイスは無いのか!?っつーか、もっと言葉のラリーをしてくれてもいいんじゃないか!
今まで使えていたのに、お客様になんと説明すればいいのか。サポート対象外だからできまっせーーーん!と言えるはずもありません。
この状況、絶対絶命の大ピンチとお思いでしょうが、ご安心下さい。
我々サービスマンにはこんな時は最悪、営業担当に泣きつくという最後の切り札があるのです。
この切り札を業界ではブルーアイズホワイトドラゴンと呼びます。
私もとうとうこの最後のカードを切る時が来ました。
俺のターーーンッ!!
出でよ!ブルーアイズホワイトドラゴン!!!
しかし、私は知っていたのです。ここの営業担当は我が社長。偉大なる尾上社長という事を。
ぅぐぐ…、泣きつけない!!ぐはっ!
そうです。今回のお客様からの電話が鳴なった時点で、すでに私の敗北は決まっていたのです。
私は吐血しながら、また調べて来ます。と現場を後にしました。
京セラ・MAC・社長。この魔のトライアングルの真ん中で私はさまよっています。
すごい確率の組み合わせです。
サービスマンの中でこのバミューダ海域を持っているのは私だけではないでしょうか?
その後、事務所に戻って色々調べたら、京セラのテクニカルサイトにMACでスキャンする方法が載っていました。
これは逆転満塁サヨナラホームランの兆しが見えました。
後日、また挑戦してきます。
ダメなら海の藻屑となるだけです。
次回の19のブログが無かったらそういう事です。
それでは、今年も一年ありがとうございました。良いお年を。
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