PCネットワークサポートブログ

2025.11.14

季節の変わり目、ウイルスの訪れ

寒暖差で鼻と喉がやられてズビズビいっております…

季節の変わり目は体調管理が難しいですね…
そんな中インターネット界隈ではランサムウェアが流行中「うちは大丈夫」と思う前に…
 
最近ニュースでもよく耳にする「ランサムウェア」。
実は今、世界中で被害が急増しています。しかも、標的は大企業だけではありません。
中小企業や個人事業主、自治体、学校…あらゆるところで感染事例が報告されています。
 
「ランサムウェア」ってどんなもの?
 
ざっくり言うと、パソコンやサーバーのデータを勝手に暗号化して使えなくしてしまうウイルスです。
犯人は「元に戻してほしければお金(ランサム=身代金)を払え」と要求してきます。
 
しかも最近は「データを盗んで公開するぞ」と脅す“二重脅迫”も増えています。
つまり、データを取り戻すだけじゃ済まないんです。
 
まさか自分が?と思っている会社こそ危ない!
 
「うちは規模が小さいから大丈夫」
「バックアップ取ってるし平気」
…なんて思っていませんか?
実は攻撃者の多くは、「セキュリティ対策が甘そうな会社」を狙っています。
感染経路もさまざまで、メールの添付ファイルやUSBメモリ、さらには複合機などのオフィス機器が入口になるケースもあります。
一度感染すると、業務が止まるだけでなく、取引先への信用にも関わります。
 
だからこそ「バックアップ」が命綱!
 
バックアップは「お守り」ではなく「復旧のカギ」です。
いざという時に“ちゃんと戻せる状態”になっているかが大事なんです。
ここでは、すぐに見直せる3つのポイントをご紹介します👇
 
① バックアップを“取るだけ”で終わらせない
バックアップを取っても、「いざ復旧しようとしたら壊れてた…」「古すぎて使えない…」ということがあります。
定期的にテストして、きちんと復旧できるか確認しておきましょう。
 
② バックアップを“守る”
最近は、バックアップそのものを狙う攻撃も増えています。
クラウドだけに頼らず、オフライン(ネットにつながっていない)バックアップも検討を。
書き込み禁止設定(WORM)や世代管理も有効です。
 
③ 復旧の優先順位を決めておく
全部を一気に戻すのは難しいので、
「これだけはすぐ復旧したい!」というデータをあらかじめ決めておくとスムーズです。
例えば:
顧客管理データ
請求書や契約書類
業務システムの設定ファイル
バックアップだけでなく、“どの順番で動かすか”のシナリオを考えておくと安心です。
 
 
ベンハウスが考える「現実的な対策ステップ」
 
 
1️⃣ 今のバックアップ状況をチェック
 どこに保存してる? どれくらいの頻度で取ってる? いつテストした?
 まずは“現状把握”から。
2️⃣ バックアップ先を分ける
 社内サーバーとクラウドの両方など、別ルートで保管するのが理想です。
3️⃣ 定期メンテナンス&訓練
 「取ってるつもり」にならないよう、復旧テストや社内共有を年1回でも行いましょう。
 
最後に
ランサムウェアは、もはや“他人事”ではありません。
でも、しっかりバックアップを取っておけば被害を最小限に抑えることができます。
バックアップは「安心を買う」ための投資です。
この機会に、社内のバックアップ体制を一度見直してみませんか?
ベンハウスでは、オフィス環境に合わせたバックアップ提案や運用のご相談も承っています。
「うちの環境だとどうすればいい?」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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