PCネットワークサポートブログ

2024.09.03

intel CPUの劣化不具合がCPU本体に影響しているかどうかを確認・判断する方法

 今回は本題を先に、季節の話題を後に構成しております。

 
 
やっと認められました。intelのCPU劣化不具合についてです。
 
こちら各種パソコンメーカーも続々と対応することを発表しておりますので、メーカーのパソコンを買われた方は一度チェックしてみる良いかもしれません。
 
「保証があるのはわかった。けど今使っているCPUに問題があるか知りたい。知る方法はないの?」
という方向けにいい情報があります。先月に情報が出ていたのですが、以下の方法を試す途中で失敗すると劣化の可能性が高いとのことです。
 
前提条件
1:Nvidiaのグラフィックボードを搭載していること
2:BIOSのアップデートを行い、CPUプロファイルを「Intel Default Settings」に変更すること(更なる劣化を防ぐため)
 
方法
NVIDIAのGeforceドライバーを5回、不安なら10回インストールとアンインストールを繰り返す。
この反復の中でインストールエラーや失敗などが出る場合は劣化の不具合が発生している可能性が高いです。
 
intelも認めている方法なので、もしご不安な方いらっしゃれば試してみることをオススメします。
 
Nvidiaのグラボないよって方は…貸してくれる友人がいれば友人を頼るのも手です。
BTOなどの場合は乗っけてない人が一定数はいると思いますので、その場合は購入店などにも要相談です。
 
 
上記を試しても、絶対に劣化が判断できるわけではありません。
 
しかし、何もせず目視や体感で確認するよりは確実に判断が効くと思いますので是非お試しください。
 
 
 
さて、季節のお話です。
 
暑い…暑い…と言っているとホントに気が滅入ってしまいますので涼しい話題を提供します。
 
皆さんは「空冷ベスト」や「水冷ベスト」をご存じですか?
空冷ベストとは、ファンを使ってベストの中に空気を取り込む、いわば着る扇風機です。
水冷ベストとは、氷水を循環させ体を冷やす、いわば着る冷蔵庫です。
 
どうやら人間は温度差によって暑い・涼しいを判別しているようで、空冷ベストのほうが体感は涼しいらしいです。
私は夏場にバイクにのっている時、水冷ベストを使っていますが、最初は涼しく、少し経つとちょっと暑いな~と感じます。
 
というのも、人は皮膚で感じ取る温度差によって暑い涼しいを検知しているようで、一度温度が落ちたところで温度変化が無くなった場合、涼しいとは感じないようなのです。
 
つまり、水冷ベストが当たっている胴体は冷たいのですが、そのほかの手や足や頭が冷えてないので暑い…という状態になるようです。
 
空冷ファンのいいところは、汗などの水分の気化熱によって涼しいと感じるところです。
 
どちらもメリットデメリットがあります。
 
空冷ベスト
温度差(風)が感じられるので体感涼しい
 
ファンがうるさい
体(ベスト)が膨れる
汗は出る
冷感ウェアなどを着ないと効果が薄い(気化熱を利用するため)
 
 
水冷ベスト
良く冷える
 
最初は冷たくて気持ちいいが、皮膚の温度が下がると涼しさを感じなくなる
定期的に氷(保冷剤)等の交換が必要
小さめのバッグを背負うことになる
結露がすごいので結構濡れる
炎天下ではすぐ氷(保冷剤)が温くなる
 
 
少し考えると、一番いいのは空冷+水冷ベストというセットがベストなように感じます。
しかしエアコンのように、冷気が直接当たるわけではないので効果はそこまでです。
 
どちらを使うかは…環境によりますが炎天下だとどちらでもどうしようもないので気温が高い日は作業しないほうが身のためかもしれません。
 
近年気温もどんどん上がってますし…過ごしにくい日が続いてますね。皆様も健康にはお気をつけください。
 

2024.09.02

迷惑メールにご注意を

ここ数年で迷惑メールが更に増えてきましたね。

それも量だけならまだマシですが、最近は迷惑メールの質も高くなってきているので騙されないように注意する必要があります。
直近ですと三井住友銀行をかたるフィッシングメールが急増しているとのことで、不正利用監視通知を装い偽の三井住友銀行管理ページのQRコードを読み込ませてIDパスワードなどの情報を抜き取るといった手口だそうです。
QRコード先のサイトもぱっと見違いが分からないような精度で作られていますので、騙されないように注意していただければと思います。
確認方法として、届いたメールの宛先を開いて正しいメールアドレスかどうか、メールに公式ブランドロゴが表示されているかどうかなどを見るといった手段があります。
詳細につきましては三井住友銀行公式サイトにて掲載してありますのでご確認いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
 
三井住友銀行
 
ヤフーニュース

2024.08.29

バックアップの重要性を再認識

もう八月末だというのにまだまだ暑い日が続いておりますね。暑くて干からびそうな30番です。

 
この暑さのために、ベンハウスブログで擦られに擦られもはや大理石くらい輝いている話にはなってしまうのですが、「暑い時期には機器の故障に注意!」というお話をさせていただきます。
 
というのも、なんと先日、私用のPCが起動しなくなってしまいました!(涙)
 
起動しない原因は様々なものがあります。暑さで中の部品が熱暴走してしまい壊れてしまうパターンや、PCを動かしているデータを保存しているディスクが壊れてしまうパターンなどです。
 
今回はデータを保存しているSSDが劣化で壊れてしまった可能性が高いですね。こうなってしまうとPCのデータを取り出すことが難しくなります。
 
幸い私は定期的にバックアップを取っていたため大事には至りませんでした。バックアップ、最高!
 
PCが起動しなくなるトラブルは多くのお客様でも実際に発生しております。
 
また最近は地震水害などの災害や、ランサムウェアなどのサイバー攻撃等突然PC内のデータが消えてしまうリスクが存在しています。
 
そのために万が一に備えてバックアップしっかりと取ることが重要です。
 
バックアップが大事だとは聞くけど何から始めればよいか分からない......という方も是非ベンハウスにご相談ください!お手伝いさせていただきますので、ご興味がございましたら弊社までお問い合わせください!

2024.08.28

(ラッセーラー)Outlookが固まるハナシ(ラッセーラー)

どうも、青森出身24番です。

8月頭にお休みを頂いてねぶたを見に青森へ帰りました。
20年ぶりに、生でねぶたを観覧しました。
交差点のわきに座って最前列でねぶたを見たのでなかなか迫力があり、太鼓の音が近づいてくるにつれて心臓に響くような、そんな感覚が強く印象に残っています。
 
普段、仕事では人不足のご相談を頂き、ITで解決やお手伝いすることも多いのですが、こういった伝統の祭りは、後継を担う人が居なくなってしまったら、続けられなくなってしまうんだよな…という儚さも感じました。(さすがにデジタルモニターに映したねぶたを、猫車で引くなんてのは、ちょっと違いますもんね…笑)
 
生で人がやるからこその良さや価値は、時代によって変わるものと変わらないものがあると思います。
こういうお仕事だからこそ、【人がやることの良さ】というのを、改めて実感した体験でした^^
 
写真は会社のお土産に買ってきた、シャイニーアップルジュースの赤缶と青缶です🍎
 

シャイニーアップルジュースは青森では結構有名で、美味しいんですよ^^
 
 
 
 
さてさて、サポートのお話です。
今月頭ごろから、Outlookがフリーズするとの問い合わせが多数。
14番さんが、事前にグループチャットで情報を共有していなければ、現場で大ハマリするところでした。
(めずらしくちゃんと読んでいたのが功を奏しt)
 
もう原因がわかっているので、今回は簡潔に書きますね。
 
条件
・outlookにてメールを使用
・ESETの該当シリーズ、該当バージョンにアップデートされている。
・添付ファイルを付けてメールを送る
・CCに複数人数の宛先を入れて、メールを送信する。
 
 
私の対応しているお客様の情報を統合すると、これらの条件がいくつか重なると、フリーズしたり、画面が白くなったり…送信が以上に遅くなったりしている様子です。
(正式な情報はESETさんが調べてくれてるので、情報を待ちたいと思います。)
 
回避策
 
設定>詳細設定>保護>電子メールクライアント保護>アドレスリスト管理 をクリック【送信メールの宛先メールアドレスを追加する】を無効にすることで回避できるようです。
実際に対応したお客様は、本日時点で再発は起きていないので、とりあえずはバージョンの不具合かな?という感じで対応しております。
 
該当バージョンや、シリーズ、回避策が画像で詳細に載っているURLです。(ESET公式サイト)
 
日々新しいウイルスが増えるので、対応するためにセキュリティソフトもアップデートは避けられません。
どんなメーカーでも、意図せず不具合が出てしまうことはあるかと思います。
…が、もし発生してしまった際も、不具合情報の共有や回避策を提示したり、しっかりサポートしてくれたり。見て見ぬふりをせず、メーカーとして誠実な対応をしてくれるところとはサポートする側としても、一緒に頑張れる気持ちになりますね。
 
私たちも、お客様にも安心してPCを使っていただけるような、安心感のあるサポートができるよう、頑張らねばと襟を正すエピソードでした。

2024.08.28

聴牌

盆明けからやたらと修理依頼が多くて、忙しい日々を過ごしております。

そんな中、とある修理が飛び込んできました。
 
プロ向け仕様で高速高画質の大きな複合機の修理依頼です。
この機種は機体が大きい分メンテナンスも大変で、パーツを一つ交換するのも結構分解しないといけないし、ユニットの一つ一つがデカいし何かと苦労が多いです。また、この機種は私の担当している地区に2台しかありません。ベンハウス全体で見ても、他の機種に比べると台数が圧倒的に少ないので、修理依頼が来るたびに頭を抱える事が多いです。
そんな中飛び込んできた、この難関。
さらに追い打ちをかける様に、そのお客様先は電波が届きません
ヘルプデスクに助けを求める事も、事例集を検索する事もできません。
現場へ持っていけるのは経験を積んだ己の体のみです。
 
私は自分を信じて現場へ行きました。現地で話を聞くと、両面印刷時ほぼほぼ紙が詰まるという現象らしい。
試しに印刷をかけると、確かに紙が詰まります。
何か引っかかりがないか、紙の通り道をくまなく探しましたが特に怪しい所はありません
紙を送るローラーはちゃんと回っているか、手でクルクル回しましたが特に問題はありません。
次にセンサーのチェック。一つ一つ確認しましたが特に異常はありません。
今度は紙の通り道の清掃を試みます。
しかし現象は変わりませんでした。
 
いよいよわからん。テンパった私はヘルプデスクに助けを求めます。
『・・・・・』無音。
あ、電波無いんだった。
今度は入念にローラーの清掃をします。
しかし現象は変わりませんでした。
紙が詰まる辺りを何度も覗き込みます。
意味なくユニットの出し入れをしてみます。
しかし現象は変わりませんでした。
ひええええぇ!!追い詰められた私は気が動転しはじめます。
こうなりゃ紙が詰まってる辺りを分解するか!?何か糸口が見つかるかもしれん!
でもどこ外せば分解できるんだ??
そうだ、CANONのサイトからマニュアルで調べよう。
あ、電波無いんだった。
 
なぜかこのピンチの状況で、私は一つの疑問に直面しました。
私は先日テレビで双子同士のカップルがそれぞれ結婚したという番組を思い出しました。
その場合、それぞれ生まれてくる子供たちもやっぱり双子のように似ているのだろうか?
…うーーーん。
 
現実逃避の前兆です。しばらく考え込んで、ハッと我に返ります。
いかんいかん。
うつろな目で、また意味なくユニットの出し入れをしてみます。しかしここで一つ不自然な点を発見しました。
ユニットを引き出した時に、奥の方でこんもりと鉄粉のようなものが山の様に盛られていました。
ムムムッ!!これは何かが削れた跡!この鉄粉の跡をたどっていきます。
この軸があーなって…、こーなって…ここに繋がって…。
このカップリングが……お!!!このカップリング、動きが重い気がする。たぶんこれかな?
正直、正常な動きが分からないからまだ半信半疑でしたが、お客様に大体の原因は分かった事を告げて、現場を後にしました。
 
急いで私の地区に2台ある内のもう一台の方のお客様へ連絡します。
『複合機の点検へお伺いしてもよろしいでしょうか?』
『いつでもどーぞ。』という事で、急いでカップリングの動きの確認を兼ねて点検へ行きます。
現場へ着くと、まずは両面印刷の動作確認。問題なく出力されました。
問題のカップリングの動きを確認します。
やっぱり軽い。先ほどの動きと全然違う。山盛りの鉄粉も無い。
私の読みは正しかった。
 
すぐに私はパーツを発注しました。しかしこのパーツ、軸が付いており、軸が奥まで伸びてコピー機を貫通している様に見えます。
さらにこのパーツの交換手順のマニュアルがどこを探しても見つかりません。
パーツが届いても、無事交換できるのでしょうか。
不安で夜も眠れません。

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