PCネットワークサポートブログ

2026.08.12

MFAを設定していたのにFacebookが乗っ取られた?今注目される「パスキー」とは

ブログ担当の14です。皆さんこんにちは。

 
最近は連日の猛暑で外に出るだけでも大変ですね。
そんな中、先日お客様から少し驚くご相談をいただきました。
「Facebookが乗っ取られたみたいなんです」
 
最近はニュースでもSNSアカウントの乗っ取り被害を見かけますが、
まさか身近で起こるとは思っておらず、私自身も改めて考えさせられました。
 
※本記事は実際のご相談内容を元に、AIにより一部内容を加工変更して掲載しています。
 

お話を伺うと、
パスワードはしっかり設定している、使い回しもしていない、MFA(多要素認証)も設定済み
とのことでした。
 
「MFAまで設定しているのに乗っ取られることなんてあるんですか?」
というのが率直な疑問だったそうです。
 
確かにMFAは非常に有効なセキュリティ対策です。
パスワードだけで運用している場合と比べると、アカウントが不正ログインされるリスクを大きく下げることができます。
 
しかし残念ながら、
MFAを設定していれば絶対安全というわけではありません。
 
どうしてMFA設定までしていたのに乗っ取られてしまったの?
 
現在の乗っ取り被害で多いのがフィッシングです。
例えば、「セキュリティ確認のためログインしてください」
というメールやメッセージが届き、本物そっくりのログイン画面へ誘導されます。
 
そこでIDやパスワードを入力してしまうと、情報が攻撃者へ渡ってしまいます。
最近ではさらに手口が巧妙化しており、
MFA認証を承認するよう何度も通知を送る本物そっくりの認証画面を使うログイン済み情報を盗み取る
といった攻撃も確認されています。
 
そのため、
「MFAは設定していたけれど結果的に乗っ取られた」
というケースも発生しています。
 
そこで注目されているのが「パスキー」
最近MicrosoftやGoogleなどが積極的に推奨しているのがパスキーです。
 
パスキーとは簡単に言うと、
指紋認証、顔認証、スマートフォン認証
などを使ってログインする仕組みです。
 
最大の特徴は、「パスワードを入力しない」という点です。
従来はパスワードを盗まれることが問題でしたが、パスキーではそもそもパスワードを入力する場面がありません
そのためフィッシング詐欺への耐性が大幅に向上すると言われています。
 
最近は個人利用でも対策は必要です。
「狙われるのは大企業だけ」
と思われることがあります。
 
しかし実際には、
Facebook、Instagram、LINE、Google、Microsoftアカウント
など個人向けサービスの被害相談も少なくありません。
 
乗っ取られてしまうと、
なりすまし投稿、友人への迷惑メッセージ送信、登録情報の変更、最悪は犯罪に利用される
など様々な問題につながります。
 
セキュリティ対策としては、まずは以下から始めましょう
MFAを有効にする、パスワードを使い回さない
怪しいメールやSMSのリンクを開かない
パスキーが利用できるサービスは積極的に利用する
このあたりが基本になります。
 
MFAは現在でも非常に有効なセキュリティ対策です。
ただし「MFAを設定したから絶対安全」という時代ではなくなりつつあります。
 
今後はパスワード中心の運用から、パスキーを活用した認証へ移行していく流れがますます進むでしょう。
ベンハウスでは、Microsoft 365 をはじめとする各種サービスの認証強化やセキュリティ対策についてもご相談を承っています。
 
「自社の設定がこれで大丈夫なのか不安」という場合は、お気軽にご相談ください。

2026.08.11

デジタルの健康診断出張サポート始めました

みなさんこんにちは。最近ストレスからなのか、熱いからなのかお酒と間食が止まらない06番です。

夏のビールって異様においしいのは何なんですかね?
「今日は1杯だけ」と思っていても、気付けば机の上には空いたジョッキがたくさん…。
さらに、おつまみや締めのラーメンまで食べてしまうこともあったりします。
最近は「ちょっと体重が増えたかな?」なんて思うこともありますが、数字で見るまでは増えていないということで、自分に言い聞かせています笑
とはいえ健康診断で現実を突きつけられる日もそう遠くなさそうです…。
 
さて、健康診断というと人をイメージしますが、実は会社のパソコンやネットワーク環境にも"健康診断"は欠かせません
 
毎日問題なく使えているように見えても、ネットワーク機器の老朽化やパソコンの性能低下、バックアップ設定の漏れなど、普段は気付きにくい不調が隠れていることがあります。
そして、そのまま使い続けていると、ある日突然「ネットがつながらない」「パソコンが起動しない」「データが開けない」といったトラブルにつながることも少なくありません。
 
だからこそ、人が健康診断で体の状態を確認するように、会社のIT環境も定期的に"健康診断"を行うことが大切です。
ベンハウスでは、パソコンやネットワークの状態確認をはじめ、バックアップやセキュリティ対策、DXに向けた環境整備まで、お客様に合ったご提案を行っています。
 
ヒアリングさせていただいた内容からレポートを出力するツールを使いフィードバックさせていただくサービスを9月まで無償のキャンペーンをしてますのでご興味ある方はぜひベンハウスまでお問い合わせください。

2026.08.07

PDFを印刷しようとすると真っ白になるときの対処法

暑いです。もう暑いとかそういうの通り越していますね。
こんな気温で外に出かけるなんで正気の沙汰じゃありません。涼しい屋内でしっかり体調管理しましょう。
よーし、今度の週末は庭の花壇整備するぞー!!

さて、なぜか最近立て続けに「PDF文書を印刷しようとしたら真っ白で出る」というお問い合わせをいただきました。
多分気づかないうちに設定変更してしまったんだろうなと思ってるのですが、WindowsとかAdobe Readerのアップデートで勝手にこの辺が変わった可能性もあるので、一応修正方法をば。

結論は簡単です。
PDF文書を印刷するときに、「注釈とフォーム」の部分を確認してください。
これが「フォームフィールドのみ」になっている場合、PDFフォームという特殊な文書でない限り、真っ白で出てくると思います。
この部分を「文書」を含んだどれかに変更することで直るはずです。

なぜこうなるかは追記で。

2026.07.24

不足な事態のお供!ポータブル電源を買った話

先日、出先でパソコンの充電が切れました。
省電力モードにはいったPC、「作業的にもそんなにかからなさそうやしまあ大丈夫やろ」と思っていたところ、思ったより時間が延び気づけばバッテリーは1桁に…。

さて本日の話題はこちら。

「バッテリー残り3%。近くに電源なし。詰みました。」

今回買ったのは「安心」、少しの出費で心の安寧がついてくる。
笑えそうで笑えない話、最後までどうぞお付き合いください。

 

出先で充電切れ、地味に詰む
その日は外出先で作業する予定で、パソコンを片手に事前作業を行っておりました。
充電はそこそこ残っていたはずなんですが、作業に集中していたら見事に使い切りました。「まあコンセントあるやろ」は甘い考えで、近くには電源がありません。さすがの飲食店も近くになく、結局作業は途中で打ち切りです。
地味にきつかったのは、災害でもなんでもない、ただの平日の出来事だったことです。停電でも何でもなく、ただ充電を切らしただけで仕事が止まりました。
それで、モバイルバッテリーではなくポータブル電源を買うことにしました。選んだのはDARANの100Wモデルで、容量は89.6Wh、重さは1.15kg。カバンに入れても苦にならない重さで、外出先でのPC充電用途にはちょうどいいサイズです。

結局どれくらいの容量がいるのか
ポータブル電源は、AC100Vのコンセント出力に対応している点がモバイルバッテリーとの大きな違いです。ノートPCや扇風機、冷蔵庫など、普段コンセントに挿す家電もそのまま動かせます。
自分が買った89.6Whクラスは、あくまで「持ち歩いてPCの充電切れを防ぐ」ための容量です。停電時に冷蔵庫まで動かしたいなら、もっと上の容量が必要になります。
停電の場合、復旧まで平均2〜3日、台風だと4日ほどかかることもあります。「なんとなく」で選ぶと、まず容量不足になります。

 

買う前に確認しておきたい3つのポイント

① 電池はリン酸鉄リチウムイオンかどうか
発火リスクが低く、充放電サイクルも3,000〜4,000回と長寿命です。

② PSE認証、本体だけじゃなく付属品も
本体はPSE法の直接対象にならないことが多いですが、付属の充電器はPSE対象になるのが一般的です。

③ 充電方法が複数あるか
ソーラーパネルや車のシガーソケットからも充電できると、停電が長引いたときに強いです。

 

まとめ

充電切れは、災害の日だけ起きるわけではありません。ただの平日の出先でも、普通に困ります。
弊社では、業務用のポータブル電源やPC給電に対応したモバイルバッテリーも取り扱っています。日常の電源切れ対策から法人のBCP対策まで、ご検討の際はぜひベンハウスへご相談ください。

2026.07.17

生成AIで作った画像を印刷すると画質が粗くなる?(2026年7月現在)

梅雨が明けてからというもの、毎日気温がぐんぐん上がり、ますます夜が寝苦しくなってきました。
今までは網戸にして寝ていましたが、エアコンをつけて寝るようになった21です。

今回は「生成AIで作った画像を印刷すると画質が粗くなる」ことについてお話しします。
ちょっと長くなりますがお付き合いください。

最近生成AIがとんでもなく進化して、画像生成の分野でもAIにイメージを伝えるだけで簡単に超ハイクオリティなイラストができてしまう時代になりました。ベンハウスでは印刷サービスを行っているのですが、店頭にお越しになるお客様でも「AIに画像作ってもらったのでこれを印刷して欲しい」と言われる方が以前と比べてもかなり増えてきています。

ただ「AIに画像作ってもらったのでこれを印刷して欲しい」という言葉は、実は印刷業に携わる人にとってかなり厄介なことなのです。

何故かというと、生成AIで作った画像は印刷には向かないから。
厳密にいうと解像度が足りないために印刷してみると粗い画像にしかならないというのが正確なところです。

PCやスマホで見て綺麗に見えているのに、印刷したら画質が粗くなるということは、一般の人にはイメージがしづらいと思いますが、これは厳然たる事実なのです。ではなぜこういうことになるのかをご説明しましょう。
 
 
●そもそも解像度ってなんなの?
 
画像を制作するとき、一般の人はまず完成サイズをどれぐらいにするかを考えて作っていらっしゃると思います。
でも実はもう一つ重要な要素として「解像度というものがあるのです。
もしあなたがPCやスマホで見るためだけに画像を作ったのなら、あまり気にしなくても問題ないのですが、印刷をしたいとなるとこの解像度というものが非常に重要になります。
  
解像度はDPIという単位であらわされるのですが、一言でいうと「画像の細かさ(密度)」を表す言葉です。
DPIの正式名称は Dots Per Inch(ドット・パー・インチ)と言います。直訳すると「1インチ(約2.54cm)の幅の中に、ドット(点・タイル)が何個並んでいるか」という意味で、この数字が大きいほど印刷すると綺麗に出ます。
カメラの「画素数(メガピクセル)」が全体のボリュームを表すのに対して、DPIは「ぎゅっと詰まっている度合い(密度)」を表します。
 
 
●DPIを「モザイク画」で例えると?
 
まず「正方形のタイルを並べて絵を描く」ことを想像してください。
写真やイラストなど、デジタルで作成された画像データもモザイク画と一緒で、思いっきり拡大すると色のついた正方形がたくさん集まってできています。
 
この正方形が上記のモザイク画のタイルにあたるのですが、例えば10 DPI の設定の場合、2.54cmの間にタイルが10個しか並びません。これだとタイル1個が大きいため、輪郭がカクカクした「粗いモザイク画」になります。
 
これが300 DPIになると、2.54cmの間にタイルが300個もギッシリ並びます。タイルがめちゃくちゃ小さいので境目が見えず、まるで写真のように「なめらかな絵」に見えます。
 
これが解像度が高いということを意味します。
 
 
 
●画面できれいに見えるのに、印刷したら粗くなるのはなぜ?
 
一般的にスマホやPCの画面で見ている画像データは72~96DPIで作成されており、そしてこの状態でもきれいに表示されるようにPCやスマホのディスプレイは設計して作られています。
 
それに対して、紙に印刷するための画像データには300~350DPIが必要と言われています。
つまり、PCで見る画面で使う画像よりも、縦横4~5倍の大きさのデータでないと綺麗に印刷されないということになります。
 
 
●生成AIで作成できるデータは何DPIなの?
 
そしてここで本題に戻ります。
じゃあAIが作ってくれる画像のDPIは実際いくつなの?
 
試しにいろいろなAIで300DPIの画像作成を指示して、指示した通りのものができるか実験してみました。
その結果はこの通りです。
 
ChatGPT→96DPI
Gemini→96DPI
Copilot→96DPI
 
300DPIの画像を作ってと指示して実際に作成された画像を見てみると、どのAIを使っても96DPIでしか作成されていませんでした。つまりこのデータを印刷してもDPI(密度)がたりないため、画質が粗くぼやけた画像になってしまうという結果になります。
 
 
●印刷用のデータを作るときの注意点
 
今まで長々と説明してきましたが、結局どういうことかをまとめるとこんな感じになります。
 
印刷に使用する画像を作成するときには必ず以下のことを考えてから作成してください。
・縦横何㎝×何㎝で印刷したいのか
・解像度を300~350DPIに指定
・カラーモードをCMYKにする(これについてはまた別の機会に説明します)
 
 
●最後に
 
生成AIのおかげで誰でも簡単にお気に入りの画像を作ることができる時代になりました。
ただその反面、今回の実験では現在のAIでも印刷に足るデータを作ることはできないという結果になりました。
今後AIの進化によって印刷ができるデータも作れるようにはなっていくと思いますので、そんな時代が来るまではもうしばらくプロの技術にお任せいただければと思います。(もちろん有償です笑)

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