PCネットワークサポートブログ

2025.08.25

「必死のパッチ」って何?関西弁とWindows11トラブル解決のハナシ

どうも!青森出身の24番です。

ある日、お客さん先で作業の合間にちょっと雑談していたときのこと。
 
「先日の現場は、なんとか“必死のパッチ”で納期を間に合わせたんですよ」と言われて、
「必死」という言葉から大変そうなのは分かる…でも……パッチって、Windowsアップデートとかの“パッチ”じゃないの? って疑問がモヤモヤ。
まさか、ももひき的な意味? 方言かな…?
 
その場では調べずガマン。でも、耐えられず駐車場でググったら、
 
「これ以上ないくらい努力して困難を乗り越える。関西圏でよく使われる表現」
とのこと。へぇ~!なるほど~!
 
会社に戻って社員に聞いてみたら、「急ぎの見積もり」とか「夏休み最終日の宿題」とか、
いろんな“必死のパッチ”エピソードが飛び出してきて、
なんとなく使い方のイメージがわいてきました。
 
皆さん無意識で使っていたので、これ方言だったのか~と言われました。
方言って、違う地域の人と話してこそ気づける文化なんだな~と、しみじみ。
 
さてさて、サポートのお話です。
私が日々“必死のパッチ”で(言いたいだけ)やってるのが、社内PCの設定サポートです。
特にWindows11の端末で、リモート接続設定がうまくいかない系トラブルが増えました。
 
たとえば リモートデスクトップを有効化したのに、つながらない
 
共有フォルダを作ったのに、他のPCからアクセスできない
 
設定した内容が反映されていない気がする…
 
これ、「あれかな?これかな?」って悩む時間が増えたんですが、
再起動したらうまくいくこと、最近多いです。
 
Windows11って、設定変更しても即時反映されないケースがある様子?
仕組みが変わったのか、セキュリティ仕様が厳しくなったのか……
原因までは追いきれてないけど、とりあえず「再起動」は試す価値アリです。
 
PCの世界では、トラブル修正のために「パッチ」を当てることがあります。
それと同じで、再起動によってWindowsが内部的に“必死のパッチ”を適用してくれて、
意外とスッと直ることも多いんですよ。
 
「設定が反映されない!」「なんか動かない!」ってときは、
まずは落ち着いて、深呼吸→ドヤ顔→再起動をお試しあれ。

2025.08.22

事前の備えがなければ対応は難しくなる

ブログ担当の14です

 
お盆も過ぎましたが、暑さは一向に和らぐ気配がありません。
今年も10月頃まで残暑が続きそうで、うんざりするような暑さですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
 
熱中症にならないようにお体にお気をつけください。
 
さて今回は、この時期に特に多くなるNASやサーバーの故障についてのお話です。
 
故障が多くなる理由は、台風による落雷が増える時期であること、そして気温が高くなることの2点です。
これらの要因により、24時間稼働しているNASやサーバーはこの時期に特に壊れやすくなります。
 
そのため、追加の費用はかかることもありますが、最低限以下の対策を講じていただきたいと思います。
 
・停電対策としてUPS(無停電電源装置)の導入
 落雷による停電はもちろん、電圧の不安定化によって機器が突然シャットダウンするのを防ぎます。
 これだけでも故障率を大きく下げることができます。
 
・最低限の温度対策
 機器は直射日光の当たる場所に置かないようにしましょう。
 設置場所の都合で難しい場合は、日光を遮る工夫が必要です。
 また、機器同士を密集させず、風通しの良い配置にすることも重要です。
 サーバー室の設置までは求めませんが、暑さによって機器の寿命が縮むため、最低限の温度対策は必須です。
 
・バックアップ
 重要なデータがある場合、バックアップは必須です。
 故障後にデータを救出するには、時間も費用もかかるうえ、必ず復旧できるとは限りません。
 上記の対策以上に重要度が高いと考えています。
 バックアップの方法はさまざまですが、「3-2-1バックアップ」がおすすめです。
 方法が分からない方は、ぜひベンハウスまでご相談ください。 

2025.08.22

色んなものを使って解決を…?

■ 毎年恒例の「あっついな〜」が今年も

「今年の夏は例年より暑いですね…」
このセリフ、毎年言ってる気がします。20番こと私も、例に漏れずそう感じています。

というわけで、今年は新アイテムを導入しました。
それが「空調ベスト」です。


■ 空調ベスト、ぶっちゃけどう?

正直な感想を言うと…

「めっちゃ涼しい!!」とまではいかない。

ただし、良かった点もあります。

  • 汗をかいても服が肌にベタッと張りつかない

  • その結果、不快感が減った感じ

もしかすると私が買ったものが安物だったせいかもしれませんが…。
それでも、熱中症対策が義務化されている今年はこうしたアイテムが売れているようです。


■ で、本題:AIってやっぱすごいよね?

最近、いろんな問題をテクノロジーの力で解決しようという流れが強まっています。
その中でも注目されているのが AI(人工知能)

私も業務で:

  • ChatGPT(この記事の校正にも使ってます)

  • Gemini(旧Google Bard)

を使っています。


■ 調べごとも「ググる」から「じぇみる」へ…?

昔は「ググる(=Googleで検索)」って言ってましたよね?
今では、ちょっとした検索もAIに聞く時代になりました。

例えば、Geminiに「○○って何?」と聞くと
一瞬で要点をまとめてくれます。

だから私は最近、「じぇみる」って言ってもいいんじゃ?と思ってます(笑)


■ 実際、仕事でどのくらい助かってる?

現場では:

  • 作業の手順確認

  • よくあるトラブルの対処法

  • メールや報告文の添削

こうした作業が、明らかに早くなった気がします。
もちろん万能ではないけど、**「使えるところでは使う」**というスタンスで活用中です。


■ 最後に:読みやすかったですか?

この記事、構成は自分で考えてますが、文章の見直しはChatGPTに頼ってます。
見やすさや読みやすさ、どうだったでしょうか?

まだまだチューニングは可能なので、
よかったらコメントで教えてもらえると嬉しいです!

2025.08.20

Canon複合機新商品の登場!

暑い日が続きますね

やっと暑さに慣れてきたトコロに連休でその耐性がリセットされてしまいました

エアコンと外気との差で体調を崩さないよう、こまめに水分補給をしていきましょう

 

そんな暑さに負けない熱い情報が入ってきました

Canonから新商品として「imageFORCE C5170F」を含めた15モデルの複合機が9月より発売されます

 

今まで主流として販売されていた「imageRUNNER」シリーズから「imageFORCE」シリーズに今後変わっていくものと思われます

元々の機能の向上はモチロンの事ながら新しいUIを搭載した事で新しい商品をご購入頂いたという実感もして頂きやすいかと思います

実際今までは新しい機械に入替頂いても見栄えや表示があまり変わらないので、入替後のご説明時に「今までとほぼ一緒です・・・」

とお伝えしていたので、サービスマンとしても助かります

 

その他いろいろ新しい体験を頂ける商品になっていますので、是非この機会にご検討されては如何でしょうか

2025.08.13

事務所のWi-Fiにつなぐとインターネットが使えない!? 意外すぎる原因と解決法

先日、仕事で飛行機に乗って仙台へ行ってきました。
もともと1泊して観光もして帰る予定だったのですが、その宿泊日にちょうど台風が直撃するかもという予報。
「これは帰れなくなるかも…」とニュースと天気予報を交互にチェックしながら過ごす落ち着かない一日でした。
幸い翌日のフライトは無事に飛び、なんとか予定通り帰ってこられましたが、少しスリリングな出張になりました。
この時期の旅行や出張は心臓に悪いですね…。
 
 
さて本題です。
「事務所に戻ってWi-Fiにつないだ途端、インターネットが動かなくなる…」
そんな経験はありませんか?外出先では快適なのに、自分のデスクではネット難民になる――これは本当にストレスですよね。
先日、実際にお客様からご相談を受け、何度も現場へ足を運び、Wi-Fi機器の交換まで試したにも関わらず原因が分からず…。
しかし最後に、お客様の“いつもの操作”を実際に見せてもらった瞬間、すべての謎が解けました。
 
 
ある日、お客様からこんなご連絡がありました。
 
「事務所に帰ってWi-Fiにつなぐと、インターネットが使えなくなっちゃうんです…」
 
外出先では問題なし。事務所に戻ると突然ネットが沈黙。
 
原因調査は迷宮入り
最初は単純に「Wi-Fiの不具合かな?」と考えました。
そこで何度も現場を訪問し、次のような対応をしました。
 
 
・別のWi-Fiアクセスポイントを設置してみる
・他の端末で接続して再現するか確認(→問題なし)
・自分のノートPCでも検証(→やはり問題なし)
・セキュリティ上の制限を疑い、セキュリティ機器のファイアウォールのログを参照(→怪しい記録なし)
 
 
気づけば訪問回数は数回。正直、「これは長期戦かもしれない…」と覚悟し始めていました。
 
そして決定的瞬間は突然にやってきました。
 
「もう一度、実際の接続手順を見せていただけますか?」
そうお願いして、お客様の操作を横で観察しました。
 
Wi-Fiに接続した直後――
お客様は、外出先で使っていたのと同じ習慣で、VPN接続ボタンをポチッ。(たまに接続しっぱなしの場合も)
 
その瞬間、ネットが停止。
…原因、発見。
 
原因は…まさかの“二重帰宅”
VPN(Virtual Private Network)は、遠隔地から事務所ネットワークに安全接続できる便利な仕組みです。
しかし事務所にいながらVPNを起動すると…
 
・物理的には事務所にいる(住所1)
・仮想的にも事務所に戻ってくる(住所2)
 
結果、事務所内に二人の自分が同時に存在する状態になり、通信が混乱。
これが、インターネットが使えなくなる原因でした。
 
なぜこんなことが起きるのか?
インターネット通信を行う場合、送信元と送信先をパソコンの住所として設定する必要があります。
その住所が2つあるような状態になると、だいたいの場合初めに取っていた住所が優先されます。
 
つまり今回の場合は、ネットワーク上の住所を参照して通信を行っていて、現在の通信には2つ目の住所を使っていたが住所の重複が発生し、1つ目の住所が優先されたため2つ目の住所が使えなくなったということです。
 
 
この状況をもっと日常の風景でたとえると――これは、扇風機の真正面に立って涼んでいる人の後ろに立つようなものです。
 
扇風機は回っていて、風は届くはず
 
でも、前にいる人が全部風を受け止めてしまう
 
後ろに立っても、全然風が届かない
 
ネットワークでも、同じ「IPアドレス」という風を最初に受け取った機器が優先され、
後ろ(あとから出てきた機器)に風は届かない、という感じです。
 
 
結果…
・ウェブが開かない
・社内システムに入れない
・メールが送受信できない
という症状になります。
 
 
解決策はシンプル
今回の解決方法はとても簡単でした。
・事務所にいるときはVPNをオフにする
・VPNは社外アクセス時のみ使う
・VPN自動接続の設定を見直す(使ったら切断するようにする)
 
これでお客様は「帰ってきてもネットが快適!」と笑顔に。
「二重帰宅」は無事卒業です。
 
 
今回のように“人の習慣”が原因で起こるトラブルもあります。
事務所のWi-Fiにつなぐとインターネットが使えない場合、必ずしも機器や回線の故障とは限りません。
 
もし似た症状があれば、まずはVPNの利用状況を確認してみましょう。
案外、意外なところに答えが隠れているかもしれません。
 
そして、事務所に入ったら、もう一度事務所の扉をくぐる必要はありません!
…それは物理的にもネットワーク的にも、です。

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