PCネットワークサポートブログ

2024.03.06

PCを新しくしたらExcelのマクロが動かない!→よしシステムを入れよう(そうはならんやろ)

先日ネットで洗車のときに使うブロワーを割と怪しいところから購入したのですが、紆余曲折を経て手元に届いた商品は、筐体が3Dプリンタで作成された樹脂製でした。
思いの外軽くて強力、しかもマキタのバッテリーで動くということで、どちらかと言うとアイディア商品になるのかもしれません。
3Dプリンタで制作された製品は、構造を工夫することで頑丈にすることもできると思います。
3Dプリンタでここまでの製品が作れてしまう時代になったんだなぁと、少し感慨深くなったのですが、アイディア一つですごいヒット商品が生まれる可能性もあるのかと思うと、少しワクワクしませんか?(まあ、それでもあくまで3Dプリンタ製なので、見た目はアレですが)

さて本日は、使っていない人には全く関係ないけど、使いまくっている人にはものすごい問題になるかもしれない「マクロ」についてです。

Officeアプリ(Excel等)には「マクロ」という自動化機能があります。
ボタンを押したら他のブックから値を引っ張ってきて入力してくれたり、編集手順を設定しておいてその手順通りにしか編集できないようなブックにしたり、やり方によってはゲームも作れます。

さてこのマクロ機能を実装するにあたってVBAというプログラム言語を使用するのですが、過去にマクロで色々やられたマイクロソフトは、危険なプログラム命令を禁止するようなアップデートを重ねてきました。
するとどうなるか?
以前は使えていたマクロ(VBAの命令)が禁止され、動かなくなるという事態が発生します。というか最近は初期値でマクロ自体を無効にしています。
基幹業務でエクセルのマクロを多用していた企業様などは大混乱です。

特にここ最近は、Windowsが64bit化されたり、それに伴ってOfficeアプリも64bit化されることで、以前使えていた機能が使えない等のトラブルが相次いでいます。
PCを入れ替えるときには、このあたりの注意も必要となります。
また、これがわかっているためにPCを更新できないという企業様の相談を受けたこともあります。

ほとんどの無効化された機能は代替の機能が用意されていますが、それらを修正するコストや、今後も同じような問題が発生することが確実であることを考えると、システム化も検討してみるのが良いのかもしれません。

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