PCネットワークサポートブログ

2022.08.26

正しい事務器屋、ベンハウス

先日コピー機の定期点検のため、お客様先へ訪問した時の話です。

 
そこは駅付近のため駐車場がありません。いつも通り近くの有料パーキングに停めてノコノコ歩いていく事にしたのです。
5台の車が止められる駐車場でした。すでに何台か止まっています。駐車すると下のフラップ板が上がって、車を固定するタイプ。
私は駐車してお客様先へ向かいました。
コピー機を点検し、お客様と少し雑談をして、車に戻ってきました。
しかし車を見てなにか違和感がありました。
なんと私の駐車している所のフラップ板が上がっていません。
駐車して30分は経っていたと思います。
他の駐車されている車を見渡しても、みんなフラップ板は上がっています。
これはラッキー!!無料で停められたよー!いぇーーい!と一瞬頭をよぎったのですが、エンジェル19が囁きます。
 
「フラップ板が上がっていないだけで、料金は課金されているはずです。支払いなさい。」
 
私は舌打ちしながら支払機へ向かいました。
しかし支払機で私の駐車番号を押しても、料金は表示されません。
どうやら課金もされていないようです。
ヒャッハーー!!そらみろ!このままバックレちまおーぜぇ!と一瞬頭をよぎります。しかし邪魔者エンジェル19が囁きます。
 
「ベンハウスの看板背負って、そんな事していいのですか。管理会社に連絡しなさい。」
 
ガッデム!!
と私はつぶやきながら管理会社へ連絡をいれました。
管理会社に事情を説明するとやはりフラップ板が故障しているようでした。
そして近くの提携しているパーキング修理業者が来るのに3時間はかかるので、駐車料金を準備してそのまま待機して下さいとの事。
3時間の拘束はさすがにキツイので、時間の交渉に入ります。
 
『こっちにも予定があって・・・もっと早く来れませんか?』『3時間です。』
『どうしても外せない予定があるんです・・・もう少し早く。』『3時間です』
『おなかを空かせた子供たちが・・・』『3時間です』
 
どう食い下がっても3時間の一点張り。
この時すでに15時。いまから3時間・・・本日の業務終了してしまいます。
ウダウダ言っても仕方が無いので電話を切り、気持ちを切り替えてこの付近のお客様を巡回する事にしました。
しかし2時間ほどで回り尽くしてしまい、あと1時間をどうするか車に戻って考える事にしました。
私が車に到着したと同時に、1台のワンボックスカーが入ってきました。どうやら修理業者のようです。
やったーこれで解放される~!と安堵の気持ちと同時に、来るのが遅いんじゃ~!という気持ちも湧いてきました。
車から業者さんが降りてきて、こちらに向かって歩いてきます。
私は文句の一つでも言おうかと色々考えました。しかし、うるせぇエンジェル19が囁きます。
 
「あの顔どっかで見た事が・・・」
 
・・・あの顔・・・パーキングの修理屋さん・・・あっ!!!
思い出しました!来られたパーキングの修理業者さんはベンハウスのお客様でした。
しかもタイミングが悪いことに、その修理業者様の事務所に入れている複合機が絶賛トラブル中。かれこれ1年くらい調子が悪ぅございます
私の担当地区ではないのですが、私も応援で何度か修理対応をさせていただいておりました。
ちょうどその日も朝一からトラブル対応で旅立っていく、先輩の哀愁ただよう背中を目撃しています。
これは気まずい・・・立場逆転です。
 
業者さん『あ~、やっぱりベンハウスさんだ!!』
19『あっ、〇〇〇さんですよね?お世話になってます。』
業者さん『今日もコピー機調子悪くて朝から修理に来てくれましたよ。』
19『そうなんでしたか、ご迷惑おかけしています、申し訳ないです。』
業者さん『こっちこそ迷惑かけたね、無料駐車チケットあげるから良かったら今度使ってね』
19『はわわわ・・とんでもございません。ありがとうございます。申し訳ないです。これ料金@¥*%7$&#%!・・・失礼しまーーす!!!』
 
と、後ろめたさから私は逃げるように帰っていきました。
 
 
今回私は車が拘束されて業務に支障が出たのですが、私も複合機をメンテナンスをする身として、お客様のダウンタイムを減らす事を第一に考えようと思う一日になりました。
なんだかパーキングトラブルが続きます。

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