PCネットワークサポートブログ

2022.01.27

インターネットに繋がらない、その原因は…?

お客様より

「インターネットに繋がる端末と繋がらない端末あるんだけど見てくれる?」

と言ったお問い合わせがありました。

有線と無線を両方ご利用してる環境でした。

有線で接続してる端末は問題がなく、無線で接続してる端末が繋がるものと繋がらないものがありました。

ここのお客様はインターネットに接続してる端末の台数は10台前後と少なめでした。

原因からいいますと、DHCPの枯渇です。

DHCPとは、パソコンなどのインターネットに接続できる端末にIPアドレスという住所があります。

その住所を自動的に割り当てる機能のことです。

こちらのお客様は先日ネットワーク機器の入替を行ったということでしたので、

それ以降繋がらない端末が発生したと考えられます。

またDHCPの範囲が狭かったというのも原因でした。

基本的には範囲は広めで設定されていることがほとんどなのですが、

ここのお客様の環境ではかなり狭い環境でしたので、枯渇という状態が起こりました。

IPアドレスを手動で割り当てすると繋がりましたので原因はこれだとすぐにわかりました。

また、DHCPはリース期間と言って、割り当てされたIPアドレスがどのくらいの時間で変わるかという機能もあります。

この時間が長いと新しい端末が入ってきてもここのアドレスはこの端末が○日の△時までだからこの番号は使えません。

一般的な環境でしたら問題はありませんが、DHCPの範囲が狭い場合は範囲を広げるか、

リース期間を変更するかで解決ができます。

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